人生初海外旅行は憧れのロンドンへ【出発から1日目】
ロンドンへ行こうと思ったきっかけ
仕事を辞めて、次の就職先で働くまで1か月ほど時間があったのでこの時間を最大限有効活用しようと人生初めて海外旅行に行ってきました。
年明けに行くスケジュールにしたものの、計画し始めたのが12月だったので誰かと行けることは期待できず行くならひとり旅、しかもいままで日本から出たことがないのでパスポートすら持っていない有様。
そんな状態だったものの、ロンドンに行きたいという願望はずっと自分の心の中にあったので、1人で行こうと決めた日に勢いでパスポートを申請、航空券とホテルを予約して予定を縛りつけました。
そもそも私がロンドンに行ってみたいと思ったのは、自分が高校生の時にテレビで見たロンドン五輪の開会式がとても感動したからです。
当時007ジェームズ・ボンドを演じたダニエル・クレイグが宮殿内でエリザベス女王をエスコートするサプライズから始まり、ヴォルデモートやクルエラといったイギリスに所縁のある悪役が登場した時はメリーポピンズが追い払い、炎のランナーを演奏する楽団の中にコメディスターMrビーンが混じっていて会場をかき乱したりと、粋とユーモアセンスが発揮され、イギリスの素晴らしさが120%に詰まった最高の開会式でした。
特にBeatlesのポール・マッカートニーが登場して『HeyJude』を会場にいる参加者と大合唱するシーンは感動のあまり私は当時涙を流しました。
今でもたまにYouTubeで視聴します。
オリンピック公式YouTubeで見られるので是非見てみてください。
それから私はイギリスに一度は行ってみたいという思いを抱きます。
ロンドン五輪から約12年が経ち、海外旅行に行ける資金と予定がたまたま揃ったのでその夢を叶えられました。
5泊6日特にトラブルもなく、いろんなところに行けたので、その紹介や滞在中感じたこと、便利だったことを書いていきます。
この記事は出国から1日目までの様子についてです。
イギリスまでのフライト
イギリスの空の玄関口ヒースロー空港までは成田空港からフィンランドのヘルシンキ空港を経由して向かいます。
乗り継ぎの間を含めて移動時間は19時間程です。
夜に出発して朝に着くため、機内で寝れば到着した朝から行動できる良いフライト予定。ただ、機内で寝ることが出来ず、ずっとモニターで映画とドラマを観ていました。これが後で響いてきます。
機内で観たドラマと映画紹介。
チェルノブイリ全5話
湯道
レゴムービー1
ドラマ『チェルノブイリ』はHBOオリジナル作品でずっと気になっていたので機内で観ることができて良かったです、内容は想像を絶する程重かったですがめちゃくちゃ面白かった。
機内食は2回出て1回目は深夜1時、かつ丼+そば+固いパン+ブラックサンダーで炭水化物百鬼夜行が始まります。
2回目はエッグベネディクトが出ました、これは熱々だけどちゃんと玉子が半熟で美味しかったです。
トランジットで立ち寄ったフィンランドのヘルシンキ空港はクリスマスが終わった時期にも関わらずツリーやイルミネーションがあって、流石サンタクロースの故郷の国だなと思い、出発ロビーにいるだけでも楽しめます。
ヘルシンキ空港からヒースロー空港までは3時間程、サービスでフィンエアー航空オリジナルのブルーベリージュースを貰いましたが、ブルーベリーガムを水で薄めたような味で正直口には合わず。
イギリスに入国
いよいよ、ヒースロー空港に到着です。
この写真がまずはロンドンに訪れた証。
パスポートを取って航空券などもろもろ準備をし始めたのが12月上旬、スケジュールタイトのままここまで来られたのでまだ信じられません。
海外って勢いがあれば行けちゃうんです。
今回は6日間滞在予定ですが機内持ち込みできるサイズのキャリーバックとショルダーバックで来ました。
身軽なのが好きだし、ロストバゲージが怖いし、何よりこのサイズしか持っていない。
荷物待ちの時間がないので、そのまま入国します。
EU加盟国+G7あたりの国は対面の入国審査はなくパスポートを機械にスキャンするだけで入国できました。
喉が渇いたので空港の売店でリプトンのレモンティーを購入しました。£2.7と当時のレート換算で約500円もして腰が抜けそうになります。
円安インフレの世界へようこそって感じ。
ヒースロー空港からロンドン市街までは地下鉄と高速鉄道で行くのが一般的です。高速鉄道は地下鉄より値段が倍以上しますが15分で空港と市街を結んでいるとのことなのでせっかくなので利用してみます。
その名も『ヒースローエクスプレス』日本の新幹線くらいのスピードが出てめちゃくちゃ速かった、ただみんな地下鉄の方を利用するのか車内に乗客がほとんどいなく1両貸し切り状態でした……採算獲れてるのでしょうか?
値段は4500円くらい、帰りは地下鉄で帰ります。
ロンドン市街の玄関口パディントン駅
15分程でパディントン駅に到着。
パディントン駅は地上駅のためホームがいくつも並んでいて広々としています。
イギリスの国民的キャラクターにパディントンというクマがいますが、人語を話せるクマがイギリスまで旅をしてパディントン駅で彷徨っていた際に夫人に拾われました。拾った駅名をつけて貰ったことからパディントンという名前がついています。
そのためパディントン駅にはパディントンのお土産が売っているお店やカフェがあり、日本でいうポケモンセンターみたいなコンセプトに拘ったお店です、見るだけで楽しいです。
パディントンは実写映画化されロンドンの街並みが数多く出てきたり、話はファミリー向けでそこそこ面白いので気になった方はご覧ください。
変な時間に機内食を食べてから何も食べていなかったので駅にあった『LEON』というお店で食事をとります。
エッグポークマフィンとカフェラテを注文、美味しかったですがこの2品で合計1300円程と考えるとこの先不安になります。
パディントン駅の周辺を観光すると想像していたロンドン市街だな~と思うような街並みがいくつも広がっています。
それと、このような動物の像が駅前にありました。
これは食物連鎖関係なく平等に食卓を囲んでいる動物たちのようにも見えますが、最後の晩餐のパロディみたいな気もします。ロンドン市街にはこのような動物の銅像がたくさんありました。
6日間過ごすホテルへ
荷物を置きたいため6日間お世話になるホテルに向かいます。
私は滞在するホテルは『Ald gate』という駅から近く、地下鉄を利用して行きます。
ロンドンの地下鉄は沢山のラインがあり本当に便利です。正直東京の地下鉄路線図よりずっと分かりやすい、6日過ごしただけでもかなり使いこなせました。
また路線図アプリ『NAVI TIME Transit』が便利であらかじめ指定の国や地域の路線図をダウンロードすればオフラインで使用することができます。
モバイルWi-Fiを借りましたが地下は電波が入らないことがあったので地下にいる時は重宝しました。
ロンドンの地下鉄は機関車が通っていた時代から地下鉄があったこともあるくらい歴史がある公共交通機関なので、地上駅だったり、蒸気を逃がすために地下駅でも天井がなく、空が見える駅もあります。
パディントン駅からオルドゲート駅までは山手線のような環状線サイクルラインで繋がってます。
電車はSuicaのような『オイスターカード』というICカードを購入するかタッチ決済可能のクレジットカードもしくはクレカと紐づいたスマホで乗車できます。
私はスマホで乗車していましたが記念でオイスターカードも購入しました。
オルドゲート駅に到着してホテルまで歩きます。
ホテルは『クレイトンホテルシティオブロンドン』という場所で日本にもあるチェーンホテルなので馴染みもある名前です。サイトと違う見た目だったらどうしようと不安でしたがbooking.comで見た写真通りの素晴らしいホテルでした。
ホテルマンに荷物を預けたいとお願いしたら「もう部屋使えるからチェックインするよ」と言われたので部屋まで通されます。
大きなダブルベットに作業用のデスクと寛げるチェアがあり部屋としては十分以上、トイレとシャワー室が分かれています。
滞在中お湯が出ない、トイレが流れないという事も一度もありませんでした。
クローゼットや金庫もあり、エレベーターから部屋のカードキーが必要なので安心感があります。
サービスとして素晴らしかったのが部屋に水とクッキーが置いてあり、毎日食べた分は補充してくれます。海外は水が貴重と聞いていたので本当に助かりました。
値段は朝食付きで2万5千円程、そんなに高くないと思います。
24時間くらいシャワーを浴びてないのでシャワーを浴びてから観光を再開、しかしシャワーを浴びて少しベッドで横になると機内で座っていた疲れが一気に出てしまい1時間ほど寝落ちしてしまいます。
訪れた1月のロンドンは8時に陽が上り、16時ごろには陽が沈むため日照時間が日本より短く、夜は治安が悪くなるといわれたので陽が沈んだら一人で出かけるのは極力避けようと思っていたので、日が出ている時に寝てしまったのは個人的には反省です。
シティ・オブ・ロンドン観光
仮眠後に観光に出ました。
1発目の観光はロンドンタワーブリッジに行きます。
ホテルから徒歩で行ける距離です、タワーブリッジに近づくほど観光客の姿が多くなっていて橋はかなりの人混みでした。
ロンドンが映画の舞台に出てくると大体画面に出てくるロンドンタワーブリッジ、今そこにっている自分は間違いなく海外にいるという事実を実感して同時に映画の世界にそのまま入り込んだような気持ちになりました。
最近だとスパイダーマン・ファー・フロムホームでスパイダーマンとボスと決戦した地にもなっています。
ロンドンの繁栄を支えたテムズ川は全体的に茶色に濁っていて綺麗とは言えません。
テムズ川沿いから見えるロンドンのビジネス街の中心地、シティオブロンドンに次は向かいます。
シティオブロンドンは東京でいう丸の内とか大手町のあたりのような雰囲気でビジネスマン・ウーマンが多い印象。金融の要にもなっており、証券取引所などもあります。
古くからある建物と高いビジネスビルが混在している場所になっており、かなり刺激的な場所。
ロンドンの横断歩道は左右の車線ごとに信号機が設置されていて1つの道路を渡るのも2つ信号機を使わないといけないので馴れるまで結構ストレス。
また自己責任という意識が根付いているのか信号無視をしている人がほとんどです、観光の人は流されずにちゃんと信号を待った方が良いと思います。
その他観光として17世紀にロンドンで起きた大きな火事の復興と祈祷を込めたロンドン大火塔を見たり・・・
中世の城塞ロンドン塔を外から観光しました。
ロンドン塔は中も見たかったのですが入場料が5000円程するので見送り。
陽が沈んでしまったので初日はこれでホテルに戻りました。
イギリスと日本は9時間の時差があります。イギリスがお昼の12時でも日本は21時です。
時差ボケは私の場合眠さには繋がりませんでしたが食欲には反映されていてお腹が空いている感覚はあるのにまったく食欲がなかったため初日はそのまま就寝しました。
2日目は大英博物館やピカデリーサーカスを巡りましたので是非次回読んでいただけたらと思います。
よろしくお願いします。
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