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古書マーケットで50年ぶりに再会したのは...

海外の友人から聞いた話です。

彼が町中の青空マーケットで古書を見ていたとき、亡き父親が生前愛読していた本を見つけました。父親はそれを古書店で購入しました。ユーモア小話を集めた本です。幼い彼にもしばしば読んでくれたと言います。50年以上も前のことですが友人は本の装丁をよく覚えていました。

彼は懐かしく思いながらその本を手に取りました。そして表紙をめくってびっくりします。父親の筆跡が目に入ったからです。ページの端に書かれていたのは紛れもなく父親のサインです。

友人は父親がいつ、どこでその本を処分したかわかりません。でも50年以上たって父親の本は息子の元に戻ってきたのです。まさに運命の再会です。


右上にあるのが父親のサイン

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