(2月に沖縄を旅行したときの記録です)
沖縄に最に残った銭湯に行きました。沖縄では銭湯のことを「ゆーふるやー」と呼びます。1960年代には300軒以上あったそうですが、現在はコザにある「中乃湯」1軒になってしまいました。
その「中乃湯」に行ってみました。入口の外の椅子に女性が二人座って話をしていました。一人が「中乃湯」をやっている「シゲおばあ」です。暖簾も番台もなくてシゲさんにお金を渡して入ります。一人350円。シゲさんに「ロッカーはありますか?」と聞いたら、「大丈夫さ。だれも持っていったりしねえから」と言います。半信半疑で中に入りましたがすぐに納得しました。浴室と脱衣所が一体になっているので棚の荷物は浴室からよく見えます。野暮な質問をしたと思いました。
番台がないので外のベンチで店番をするシゲさん↓
左側がシゲさん↓
店番をしながらおしゃべりも↓
浴室と脱衣所が一体になった内部↓
靴箱↓
脱衣棚↓
湯と水がホースでつながれたカラン。お湯を出そうとしたら「湯と水が反対だよ」と女性が教えてくれました。↓
ライターの松本康治さんが朝日デジタルの「日本銭湯風土記」で「中乃湯」のことを詳しく書いています。