高速戦隊ターボレンジャー、第45話「超マジック少年🔮」
「皆、いつも馬鹿にして…!超魔術か…。僕にもあんなのが使えたらなぁ…。」
テーマは「バックボーン」
タツオはキリカが扮したミスマジックのショーを間近で観た。
そして、超魔術に腰を抜かして感激をする。
才能に溢れる有名人に対する憧れ。
友達に冷やかされながらもタツオはそんな憧れを呟く。
そんなタツオを見つけたキリカはハンコボーマを使い、そんなタツオに超能力を授ける。
そう、子供達を堕落させる為に…
「不思議な力を得た子どもたちは、それを悪い事に使う。その味を占めたら、もう超魔術の誘惑からは逃れられない!子どもたちは悪い方へ悪い方へと、どんどんエスカレートしていくのよ!」
と多くの子供を巻き込もうとするキリカだったが、寸前でターボレンジャーによって阻止される。
一方、タツオはキリカの作戦通りに与えられた超能力で堕落していく。
…窃盗やテストの点数偽造や自分の容姿。そして簡単に人の気持ちを自分へ向ける事、全てを超能力で解決しようと…。
そんなタツオへ、洋平(ブルーターボ)は今話の神セリフをかけ、超能力によって堕落した彼を叱咤する。
死に物狂いの言葉は、もう死語になりつつあるが、この言葉には洋平の優しさが滲み出ている。
自らの弛まぬ努力があるからこそ、欲しかった物や人からの評価を手に入れた喜びも格段に上がる。
だが、叱咤するだけでは人は甘えが出てきてしまう。だからこそ、洋平は″一緒に″というワードを入れた。
転ばぬ先の杖になる為に。
というか、、、
皆さまついてきてますか!?
ターボレンジャーは何度も言いますが、実在していますよ!笑
一人の人間が行える事は限られている。
だから、仲間が居る。
タツオ少年が変身していない洋平とドラグラスに立ち向かって行ったシーンには、彼の厚いバックボーンが垣間見えた。
その中で隣に居たのが生身の洋平だったから、彼は勇気を振り絞った結果を手に入れる事ができた。
そう、彼は″自信″を身につけたのだ。
超能力に頼っていた時には薄かった、確かな努力というバックボーンと共に…。
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