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高速戦隊ターボレンジャー、第22話「青春ロード!🏎️」
テーマは真心
「どいつもこいつも腰抜けばかり。もう少しマシな奴はいないのか?」と強さを求めて暴走行為を繰り返す流星光(流れ暴魔ヤミマル)。
力達のクラス担任である山口美佐(山口先生)は、自分が初めてもったクラスの生徒をバイク事故で亡くしていた。
きっと、事故を起こしてしまった生徒と流星が重なって見えたのだろう。
そんな彼の暴走を更生したい言い、山口先生は幾度と流星に接触し声を掛け続ける。
今話は色んな局面から真心が描かれている。
山口先生から流星に対する真心
加えて、
力から流星に対する真心
さらには、
流星から力や山口先生に対しての真心
そして今話の神セリフもそんな真心が描かれているセリフを選ばせて頂いた。
神セリフ
「あなたたち。どうして信じようとしないの?どうして決め付けてしまうの?同じ人間なら、同じ赤い血を持った人間なら、必ず分かり合えるはずだわ。真心を持って接すれば、必ず心は通じ合うはずでしょ?」by.山口美佐(山口先生)
流星を説得しようとした山口先生に力が口にした「先生、いくら言っても無理ですよ!あいつには通じやしないんです。」という言葉に対する山口先生の言葉。
暴魔獣と人との間に生まれた流星。
人格形成が成される学生時代にたった一人で生きてきた流星。
沢山の愛情や気持ちに触れてこれなかったのだろう。
しかし、そんな氷のように固まった流星の心も山口先生の真心を受け、徐々に溶けていく。
力が拳と共に放った
「先生はな!先生は…、同じ赤い血を持った人間なら、きっと心が通じると信じているんだぞ!今のは…、今のパンチ、山口先生のパンチだと思え!レーサーボーマは俺がやる!」との言葉。
レーサーボーマとの戦いの後に山口先生が声掛けた
「流星君、流星くーん!信じてますからね!」の言葉。
真心に仲間の「な」の字を加えると愛心になる。
愛を受けた流星が双方の言葉を受けた後に返した「フン、たまらんぜ。」
の言葉には彼なりの真心が込められていたに違いない。
人は信じられると、応える努力をする。
そして、信じられると人は心を許そうとする。
そして、絆が生まれる。
流れ暴魔ヤミマルとレッドターボの今後がどうなっていくかは今の時点では分からないが、彼らの中では、何かしらの縁が生まれていた。
私たちの生活の中でも、性格や生理的な理由で苦手な人は存在する。
真心から愛心。
流れている血の色は同じだから…。
争い事からは悲しみしか生まれない。
だからこそ、思いやりのある人付き合いから生まれる愛心に溢れる世の中であってほしいと、私自身切に想う。
そして、そんな真心を今話を通して沢山感じて頂きたいと思う。