超獣戦隊ライブマン、第17話「泣く人形!襲う人形!🤡」
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まずは、恒例のあらすじから。
テーマは「姉妹の願いの形」
重い心臓病で入院加療をしている妹の晴子は、陸上トラック種目の選手をしている姉の令子が大会で頑張れるよう、その願いを込めた“トト”というピエロ人形🤡。
人の気持ちを持ったこのトト、Dr.ケンプにより奪われ、頭脳獣ピエロヅノーになってしまい、彼の出すビームにより街中の人形は鬼の心を植え付けられ、人々を襲うようになってしまう。
ライブマン達はそんなピエロヅノーをトリプルライブラスターで攻撃するが、めぐみはピエロヅノーが時よりみせるトトの感情に止めの攻撃をさせない…。
そんなピエロヅノーに生身で立ち向かっためぐみがピエロヅノーにかけた言葉が今話の神セリフ。
「トト…、お願い聞いて。確かに令子さんはあなたと取り替えられた靴で、速く走れるようになったわ。でも、早く止めなければ…その靴は爆発するのよ。……死んでしまうのよ……令子さん。」
「トト……お願い分かって……令子さんを助けて……。」
めぐみは生身でピエロヅノーに立ち向かい、首を絞められながら、このセリフをピエロヅノーに放つ。
変身する事で受けるダメージは減らせる。
ただ、めぐみはめぐみのままでピエロヅノーに立ち向かい、この言葉を伝えた。
これは、晴子の想いがこもったトトと引き換えに速く走れる靴を手にした。
ただ、それで勝っても晴子の為にはならない事を全力の優しさで伝えようとしていたのだと、私は考えた。
人は自分を中心に物事を考える生き物であると私は思う。もちろん、私もそうであるし、自身の欲求には弱い現実がある。
誰しもそうなのではないか?
ただ、めぐみは生身で頭脳獣に飛び込むというリスクを背負い、想いを伝えた。
結果、それによって、ピエロヅノーは優しさを取り戻す。
何故か?
それは、言葉が全力だったからだ。
全力の言葉は絶対に相手の心に届く。自分の意見を相手に伝えるのが苦手な人は多い。
もちろん、僕もそうだ。
そんな時は、まず「何故伝えなければいけないのか?」だけを考える事にしている。
何故なら、相手に物事を伝えるのが苦手な人は
①伝えた後、何か言われるかもしれない。
②伝えた後で周りの雰囲気が悪くなるかもしれない。
③伝えたら相手に嫌われるかもしれない。
など……、「伝えた後」が気になるから、伝える行為を止めてしまう。
そして、その先には後悔が出てくる。
人は「した後悔」より「しなかった後悔」の方が強いらしい。
人に話す・伝える事が苦手な方、特にめぐみの勇気から、まずは後先を考えずに相手に近づいてみてはいかがだろうか。
きっと、新しい景色がみられると、、、
僕は思う。
話しは逸れるが、そのフリがあるから、ブルードルフィンがピエロヅノーにドルフィンアローを放つ際の
「さよなら……トト……」
が涙を誘う😢
是非、明日の新しい景色を、新しい自分で掴む為に、今話をご覧頂きたいと思う。