『どの様な「食材・食品・生産物」を私は食べたら良いのか!?』(「体質/体調別」栄養摂取のアプローチ)〜【氣10節】前編のみ
【氣10節】〜『動悸・息切れ でお悩みの方々へ』「動悸・息切れ の改善に、効果的アプローチがある東洋医学的理論&成分(食材・食品・生産物)」について【➀】
◆【不定愁訴症候群〜⑩】『動悸・息切れ』の概要〜
◆『前書き』として、…
・今回のファイル(『氣の章』⑩)、…
『不定愁訴症候群』の中の『動悸・息切れ』ですが、…
『以前のファイル(心臓疾患)』で、一度「動悸・息切れ」についても触れておりますので、… 例えば、…
『「心臓疾患」【6】』『動脈硬化【1】』の、…
●『含有成分』〜「②〜③」、
●『多含の食材』〜「④〜⑥」、
が重複する内容となるので、… 下記の、
●『➀ - その概要&中医学診断・考察』、
●『② - ③帰経&食薬の考察』、のみ
の内容となります。
※[予め、ご了承下さい😊]
※「東洋医学(漢方)」の「理論(解釈)」では、… 先ず『不定愁訴症候群と、「動悸・息切れ」は、「同じ病理の分類」』と云う事なので、…
今回の、『動悸・息切れ』も 同じ「カテゴリー」として捉えます。
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◎『動悸・息切れ』の概要 〜
◎『動悸・息切れ』の症状 〜
◎『動悸・息切れ』の原因 〜
◆『動悸・息切れ』における、「東洋医学(漢方)」的 見解について、
◉「東洋医学(漢方)」的見解における、『動悸・息切れ』の解釈とは、…
〜[漢方と鍼灸・誠心堂薬局より]〜
◎「中医学」に於いて『動悸・息切れ』は、“低血圧(血虚)”&“狭心症(心虚証)”&“自律神経失調症(血の道)”』と云う、「血の道症(血虚・瘀血・血水)」により引き起こされます。
※[根底に何らかの「“虚(体力の低下や内臓の弱り)”」が存在する状態となるもの。
※[狭心症は、「“胸痹(きょうひ)”と呼ばれており、「胸が詰まって痛むもの」]。
「“通則不痛(通じれば則ち痛まず)”」が原則です。また、「瘀血の原因となっている根本的な体質」を見極め、改善していく事がとても重要になります。
◉【中医学体質別・診断法】〜
① 気血両虚 (きけつりょうきょ)体質
・血管中を流れる「血(けつ)」や、心臓のポンプ力の源である「気(エネルギー)」の不足により低血圧になる。
※「随伴症状」〜【倦怠感/食欲不振/不眠/顔色が白い/めまい/眼精疲労/動悸/脱毛 等】
② 気陰両虚(きいんりょうきょ)体質
・心臓のポンプ力の源である「気(エネルギー)」と、「血(けつ)」の元となる「陰分(津液)」が消耗して低血圧になる。
※「随伴症状」〜【疲労倦怠感/めまい/ふらつき/動悸/不眠/痩せ/口渇/多汗 等】
③ 脾腎陽虚(立ちくらみ)体質
・「加齢や胃腸虚弱」により生じ、「温めるエネルギー(衛気)」が不足して低血圧になる。
※「随伴症状」〜【お腹や腰の冷え/立ち眩み/目眩/倦怠感/疲れ易い/浮腫み/頻尿 等】
④ 心腎陽虚(しんじんようきょ)体質
・「身体を温める」為の「エネルギー(衛気)」が不足する為、「冷えが強く血流が滞り易い」。
※「随伴症状」〜【息切れ/動悸/寒がり/手足の冷え/尿量減少/浮腫み 等】
⑤ 肝腎陰虚(かんじんいんきょ)体質
・「ホルモンの働き」が低下して身体中を巡るのに必要な「陰血(津液・血)」が不足する為、血行不良となる。
※「随伴症状」〜【目眩/動悸/足腰が怠い/倦怠感/筋肉の攣り/便秘/火照り/イライラ 等】
⑥ 心脾両虚(しんぴりょうきょ)体質
・「疲労や貧血」等で、身体に必要な「(気・血)」が不足している状態となる。
※「随伴症状」〜【不眠/動悸/物忘れ/倦怠感/眩暈/食欲不振/冷え 等】
⑦ 心腎不交(しんじんふこう)体質
・「加齢や心労、過労」により、「身体の陰分(津液)」が不足し、「相対的に熱が強くなっている状態」。
※「随伴症状」〜【逆上せ/動悸/耳鳴り/物忘れ/足腰が怠い/手足の火照り/口内炎 等】
以上です…。 『不定愁訴症候群〜「動悸・痒息切れ」【②】』に移ります。