『どの様な「生産物」を私は食べたら良いのか!?』（「体質/体調別」栄養摂取のアプローチ）』

【11】〜『アレルギー性鼻炎・花粉症でお悩みの方々へ』「アレルギー性鼻炎・花粉症 等の予防・改善のアプローチがある成分」【後編】

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15］〜『アレルギーを抑制する効果を持つ成分』。　
➀『ナリンギン/ポリフェノール類』
・「ナリンギン」は「抗アレルギー作用」を持ち、「花粉症の症状を緩和する」と共に免疫力を高めます。
・また、「ウイルスへの抵抗を高め、アレルギーの抑制」をします。
②『ビタミンB⁶/ビタミン類』
・最近の研究では、「ビタミンB⁶」を摂る事で「免疫のバランスを正常な状態」にし、「アレルギー症状を緩和する」ことが分かってきました。
③『ビルベリー葉エキス/ポリフェノール類』
・「ビルベリー葉エキス」には、「アレルギーや炎症の原因となるヒスタミンの発生を抑える働きがある」為、「肌の炎症や湿疹、喘息、かゆみなどの症状に効果を発揮する」と云われています。
④『メチオニン/必須アミノ酸』
・「メチオニン」は、「アレルギーを引き起こすヒスタミンの働きを抑制する作用」を持っています。
・「メチオニンを摂取する事」によって、「血液中のヒスタミン濃度を抑える」事ができ、「アレルギー症状を抑制する効果」が期待できます。
⑤『MSM（メチルスルフォニルメタン）/天然のイオウ化合物』
・「MSM」は、「花粉症に伴うアレルギー性鼻炎の症状の緩和に有効である」と云う研究結果が報告されています。

⑥『りんごポリフェノール/フェノール類』
・「りんごポリフェノール」には、「アレルギーを引き起こす酵素の働きを抑制する」効果があります。

16］〜『アレルギー（花粉症）を抑制する効果、及び免疫力を向上させる効果を持つ成分』。　
➀『乳酸菌/糖類を分解して乳酸をつくり出す細菌の総称』
・「乳酸菌」は「悪玉菌」が増えるのを抑え、「腸内環境を整える」事から、「免疫力を高める効果がある」とされる。
・また、「免疫のバランスを正常な状態に整える働きがある」として、「ビフィズス菌」は「アレルギーに効果がある」とされています。
②『ビフィズス菌/腸内細菌（善玉菌）』
・「ビフィズス菌」は、「腸内環境を整えることから、免疫力を高める効果がある」。
・また、「アレルギー」を持つ人の「腸内細菌」を調べると、「善玉菌（腸内細菌 等）の数が健康な人よりも少ない」事が明らかとなっています。
この事から、免疫のバランスを正常な状態に整える働きがあるとして、特に「花粉症に効果的」だとされています。

③『フェカリス菌/腸内細菌（善玉菌）』
・「フェカリス菌」は、「加熱殺菌処理を行うことで、免疫力を高める効果が上昇する」事が知られています。
・また、「フェカリス菌」には、「強い抗アレルギー効果がある」とされています。

④『ラクトフェリン/腸内細菌（善玉菌）』
・「ラクトフェリン」は、「アレルギー等の免疫過剰反応」がある場合、「免疫の亢進を抑制する働き」も持ち合わせています。

17］〜『アレルギー（花粉症）を抑制する効果、及び炎症や痛みを抑制する効果を持つ成分』。　
➀『ノビレチン/フラボノイド系』
・「アルレギー反応」は「体内のヒスタミン等の化学物質」が放出される事で起こります。「ノビレチン」は、この「化学物質の放出を抑制する働きがある」為、「アレルギーを抑制する効果がある」とされる。
・また、「ノビレチン」は「慢性炎症抑制に関わるタンパク質を活性化させる」事で、「炎症や痛みを抑えて」くれます。

18］〜『粘膜や皮膚を健康に保つ効果を持つ成分』。　
➀『ビタミンA/ビタミン類』
・「ビタミンA」は、「皮膚や粘膜を構成する上皮細胞を作る」事に関わり、その機能維持に欠かせない成分で、「特に皮膚・目の角膜・粘膜・口・鼻、・喉・胃腸・肺・気管支 等」を覆う「粘膜を健康に保つ働き」があります。
②『ビタミンB²/ビタミン類』
・「ビタミンB²」が欠乏すると、「皮膚や粘膜のトラブル」が生じます。

19］〜『免疫力を高める効果を持つ成分』。　
➀『ビタミンC/ビタミン類』
・「ビタミンC」は、「体内に侵入した病原菌を攻撃する白血球の働きを強化」し、更に「ビタミンC自らも病原菌を攻撃」して免疫力を高めます。
②『ビタミンD/ビタミン類』
・最近「ビタミンD」の研究が進むにつれて、「ビタミンD³」が、「細胞で抗菌物質を分泌し、免疫力を高める」事が分かってきました。
③『β-クリプトキサンチン/カロテノイド類』
・「β-クリプトキサンチン」を経口摂取させることで、体内の免疫系が活性化され、「抗体などの免疫タンパク質の産生が促進された」事とが分かっています。

20］〜『免疫力を高める効果、及び抗ウイルス効果、抗アレルギー効果を持つ成分』。　
➀『フコイダン/多糖類』
・「フコイダン」は、常に体内を監視し、ウイルスに感染した細胞を攻撃するNK細胞(ナチュラルキラー細胞)という最前線で戦う細胞を、活性化させる働きがあります。
・「フコイダン」には、「崩れた免疫システムのバランスを調整する効果」がある。
・「フコイダン」は、「花粉症や鼻炎等のアレルギーの症状を改善する効果」があります。

②『ペプチド/連鎖結合アミノ酸』
・「ホエイタンパク質」は細胞を活性酸素の攻撃から守り、「体内の免疫システムに働きかけるグルタチオンを増加」させ、免疫機能を強化する効果があります。
・「グルタチオン」は、「ウイルス/細菌等」の異物から体を守ってくれる効果がある為、「様々なウイルスに対抗する働きやアレルギー症状の予防・改善」にも期待されています。

21］〜『炎症を抑制する効果を持つ成分』。　
➀『プロテオグリカン/糖タンパク質』
・「プロテオグリカン」には、「炎症を抑える性質をもつサイトカインの働きを促し」てくれます。
この働きにより炎症を抑制し、「特に大腸炎などの病気に対する予防効果」が期待できます。

22］〜『炎症を抑制する効果、及び花粉症を予防する効果を持つ成分』。　
➀『プロポリス/主にフラボノイドやアミノ酸、ビタミン、ミネラル等で構成されるの天然成分』
・「プロポリス」には、「痛みや腫れ、熱をともなう炎症を抑制する効果」があります。
・「プロポリス」は、「花粉症の原因となるヒスタミンなどの物質の放出を抑制」し、「花粉症を予防する効果」があります。

23］〜『花粉症を予防する効果を持つ成分』。　
➀『ヘスペリジン/ポリフェノール類』
・「ヘスペリジン」には、「アレルギー反応による炎症を抑える働きがある」事から、「花粉症を予防する効果がある」と云われています。

24］〜『免疫力を向上させる効果を持つ成分』。　
➀『ムチン/糖タンパク質（多糖類）』
・「ムチン」が粘膜の働きを高め、ウイルスの侵入を防ぐ事によって、様々な病気を予防する効果があります。
「ウイルスの侵入を最初に防ぐのは、喉や鼻の粘膜と皮膚」です。

以上、…『アレルギー性鼻炎・花粉症でお悩みの方々へ』「アレルギー性鼻炎・花粉症 等の予防・改善のアプローチがある成分」【後編】でした…。
次回は、…その「食材（生産物・食品）」に移ります。