・『男性更年期・性欲減退』に良い影響を及ぼす効能のある成分(成分群/分類)について、【後編】
【氣12節】〜『性欲減退 でお悩みの方々へ』「性欲減退 の改善(強壮・強精)に、効果的アプローチがある東洋医学的理論&成分(食材・食品・生産物)」について【④】
・『男性更年期・性欲減退』に良い影響を及ぼす効能のある成分(成分群/分類)について、【中編】
1]〜『腎機能の正常化について重要な役割を果たす成分』。
●『ビオチン/ビタミンB群(B⁷)』、
・「血中ビオチン濃度が低下する」と、「BUN (腎機能評価の一つ)」が高い傾向にあったことから、「ビオチンは腎機能の正常化について重要な役割を果たす」と考えられています。
◆「前ファイル」【 腎精不足の体質】に有効
2]〜『筋肉の強化に効果的な成分』。
●『バリン/必須アミノ酸(分岐鎖)』、
・「バリン」は、体内で合成する事が出来ない「必須アミノ酸」の一種で、「ロイシン、イソロイシン」と共に「BCAA(分岐鎖アミノ酸)」に分類されます。
・筋肉中の「タンパク質」を構成する「アミノ酸」は「BCAA」の割合が多く、その中の一つの「バリン」は、「筋肉の強化に効果的」なアミノ酸です。
◆「前ファイル」〜【 肝陰虚の体質】に有効
3]〜『疲労改善効果、持久力の維持に効果的な成分』。
●『ビスベンチアミン/ビタミンB1の誘導体』、
・「ビタミンB1誘導体」である「ビスベンチアミン」は、グルコースの利用を抑制し、「グリコーゲンの合成を高める」事が分かりました。この事から、「ビスベンチアミン」は「疲労改善効果、持久力の維持」に役立つと考えられています。
◆「前ファイル」〜【 肝陰虚の体質】に有効
4]〜『糖尿病の改善や予防の効果がある成分』。
●『ビタミンB2/ビタミンB群』、
・「ビタミンB2」は「糖の代謝を促進する働きがある」為、「糖尿病の改善や予防の効果」が期待できます。
◆「前ファイル」〜【 肝陰虚の体質】に有効
5]〜『糖尿病の改善や予防の効果がある成分』。
●『ビタミンB12/ビタミンB群』、
・「ビタミンB12」は、「核酸・アミノ酸・タンパク質」の合成を助ける事によって、「神経細胞の機能を正常に保つ」効果があります。
◆「前ファイル」【 肝鬱気滞の体質】に有効
6]〜『生殖機能を維持する効果の成分』。
●『ビタミンE(トコフェロール)/ビタミン群』、
・「女性ホルモン/男性ホルモン」等を含む「ホルモン」の代謝に関わっています。
・「性ホルモンの生成」や分泌の調整をする「脳下垂体に働きかけて生殖機能を維持」し、「月経前のイライラ/生理痛/生理不順等を改善する」効果があります。
◆「前ファイル」【 腎精不足の体質】に有効
7]〜『精神を高揚させる効果の成分』。
●『フェニルアラニン/必須アミノ酸』、
・「フェニルアラニン」は、肝臓で「チロシン」に変換され、「ノルアドレナリンやドーパミン」等の興奮性の神経伝達物質を作る。
・「精神を高揚させ、血圧を上げる作用や、記憶力を高める」効果等を持っています。
◆「前ファイル」【 肝鬱気滞の体質】に有効
8]〜『筋肉を修復する効果がある成分』。
●『ホエイたんぱく質/牛乳から「カゼインや脂肪」を取り除いた液体部分』、
・「ホエイたんぱく質」は、「低カロリー・低脂肪」、更に「体内での吸収率が非常に良い」為、丈夫な筋肉を作る「理想のたんぱく質」と呼ばれています。
◆「前ファイル」〜【 肝陰虚の体質】に有効
9]〜『神経の興奮を抑え、神経伝達を正常に保つ効果がある成分』。
●『マグネシウム/ミネラル類』、
●「マグネシウム」は、「神経の興奮を抑え、神経伝達を正常に保つ」働きがあります。この為、「マグネシウムを摂取する事で、「精神的なイライラする気持ちを和らげ」、安定した精神状態を保つ効果があります。
10]〜『肝機能・腎機能を高める効果がある成分』。
●『ムチン/糖とたんぱく質が結合してできた多糖類』、
・「ムチン」には、「肝臓・腎臓」の機能を高める効果があると考えられています。「塩分やカリウム」の過剰摂取等によって「腎臓の機能が低下する」と、「余分な塩分が体内に溜まり、むくみや高血圧のほか、腎不全 等」の病気が引き起こされます。
◆「前ファイル」【 腎精不足の体質】に有効◆「前ファイル」〜【 肝陰虚の体質】に有効
11]〜『肝機能・腎機能を高める効果がある成分』。
●『メチオニン/含硫アミノ酸』、
・「肝障害ラット」に、「メチオニン」を0, 30, 120mg/kg の量で摂取させたところ、「肝臓中のトリグリセリドの量が低減し、肝臓病変が改善された」事から、「メチオニンに肝臓保護作用を持つ」と考えられています。
◆「前ファイル」〜【 肝陰虚の体質】に有効
12]〜『肝臓の機能を高めて、筋肉を作り出す効果がある成分』。
●『ロイシン/必須アミノ酸』、
・「ロイシン」は、「バリンやイソロイシン」と共に、「筋肉でのエネルギー源となる BCAA (分岐鎖アミノ酸)に分類」され、「肝臓の機能を高めて、筋肉を作り出したり、傷ついた筋肉を修復する」働きを持ちます。
◆「前ファイル」〜【 肝陰虚の体質】に有効
以上です…。 次回、『「男性更年期・性欲減退」に有効とされる成分を含有する「食材(食品/生産物)」』に、移ります。