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【医食の章/2節①】〜[どの様な「食べ物」を、私は食べれば良いのか!?]〈「血管の老化」が気になる方へ、…(「体質/体調別」栄養摂取のアプローチ)〉〜
◉[再構築「Ⅱ」①]〜【どの様な「食べ物」を、私は食べれば良いのか!?】〈Ⅱ「血管の老化」が気になる方へ、(「体質/体調別」栄養摂取のアプローチ)〉〜…
◆【『血管の老化』(動脈硬化)】について、〜 [Ⅰ]〜[その概要]
◉《『血管の老化(動脈硬化)』の現状とは!?》、〜
■[「人は、血管と共に老いる」と云われる通り、「加齢と共に、血管は老化する」。
しかし、現代は「欧米型の食事や、運動不足等の生活習慣」によって、「血管の老化スピード」は速くなり、「実年齢より、10歳も20歳も高い血管年齢の方が増えて来ている」。
※[現在、…日本人の「4人に1人」が「血管の老化による病気」で命を落とすと云われている。]
・[「血管の働き」は、「血液をスムーズに流し、全身に酸素と栄養を巡らせる」事である。
※[「若い血管は靭やか」ですが、「老化すると弾力を失って硬くなる」。すると、血流が悪くなり、「肌・髪のトラブル/肩こり/腰痛/冷え」等の不調が現れて来る。
・それ以上に怖いのは、「動脈硬化」が進み、『心筋梗塞/脳梗塞』等、所謂「血管病のリスク」が高くなる。]
◉《『血管の老化の、生理&構造』について…》、〜
■[血管は、「外膜・中膜・内膜」の三層構造である。「外膜は血管を保護」し、「中膜は血管にかかる圧力を調整する」役割があり、内膜は血液に直接触れる部分で、「線維からなる薄い層と内皮細胞」で出来ている。 「内皮細胞」は、「動脈硬化の基になる有害物質を血管壁に侵入し難く」したり、「血液をサラサラに保ったりする」重要な働きをする」。
※[実は、この「血管を若返らせるカギを握っている」のが、この「内皮細胞」である。「年齢と共に、内皮細胞の働きも低下する」が、…近年「食生活を始めとする生活習慣を改善する」事で、「内皮細胞の働きが回復し、血管年齢を下げる」事が分かって来た。]
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◉《『血管の老化が進む原因』とは!?…》、〜
■[加齢]、〜
・[通常「加齢」により、「血管の老化は進行するとされる。 一般的には、「40~50歳代」から「血管の機能が衰えて来る」。]
■[運動不足]、〜
・[「運動不足」も、「血管の老化を進行させる原因の一つ」であり、「運動不足は肥満や高血圧を招き」、また「血液の循環を悪化させる」要因である。]
■[生活習慣の乱れ]、〜
・[「喫煙&ストレスの多い生活」も「血管の老化」を進行させる一つで、「喫煙により、血管の収縮/血圧の上昇/動脈硬化を来すとされる」。また「過剰なストレス」を受け続けると「交感神経が過剰に刺激され、自律神経のバランスが崩れて、血圧の上昇、血液の循環の悪化を招き、血管に負担がかかる」。]
■[食生活の乱れ]、〜
・[「塩分を摂り過ぎる」と「血液中のナトリウム濃度」が高くなり、これを薄めようとして「水分を血管の中に取り込む」事で、「循環する血液量が増加する」。「その結果、高血圧になり、血管への負担が増えてしまう」。]
・[「糖分や脂質を摂り過ぎる」と、「血液の粘度が高くなる」。血液の粘度が高くなると、「血管の内皮細胞が傷付けられ、血管に負担がかかってしまう」。即ち「動脈硬化」を来すと云う事。]
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◆[『血管の老化』(動脈硬化)に於ける、「東洋医学(漢方)」的 見解]について、〜
◉「東洋医学(漢方)」的見解における、『糖尿病』(高血糖)の解釈とは、…
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◎「中医学」(漢方)では「血管壁にドロドロとした血脂が溜まる原因(病因)」を、
※[『“痰湿(たんしつ)“〈老廃物が滞ると発生する〉』と云う病理。]、及び、…
※[『“瘀血(おけつ)”〈血が滞る(血行不良の状態)と発生する〉』と云う病理。]、
の何方かが絡んでいるものと考えられている。]
※[また、『脂質異常症』の発症には、「肥満や加齢、ストレス」等が関係しており、『“肝(かん)”』、『“脾(ひ)”』、『“腎(じん)”』の「臓腑」も深く関係しているとされる。]
※[『消渇』とは、「体の消耗が激しく、口渇(『消渇病』の特徴である。]
▲【「肝」について】、〜
・[「自律神経」を司り、「『血(けつ)』を貯蔵したり」、「気血を巡らせる」ところ(臓)で、「ストレス」等により働きが悪くなると、血行不良の病理である「瘀血の状態」を生み出してしまう。]
▲【「脾」について】、〜
・[「飲食物の消化、吸収、代謝」及び、「栄養物質の生成をする」ところで、「脂っこく味の濃い物を過食したり、胃腸虚弱で代謝が上手く出来ない」と「老廃物である『痰湿』を生み出してしまう」。]
▲【「腎」について】、〜
・[人体を構成する基本物質である、『生命エネルギーの“精(せい)”』を貯蔵する所」で、「成長/発育/老化/生殖/水分代謝」を司る。「腎の働きが悪くなる」と、「水分の排出が上手くいかず、老廃物である『痰湿』を生み出してしまう」。]
(※)〜この「臓」とは、…漢方の用語『蔵象学』による[肝・脾・腎]の解釈である。
〜[Naturalflavorによる解説]〜
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以上です…。 次回『「血管の老化(動脈硬化)」の根本治療/改善方法について【医食の章/2節/②】』に移ります。