📒社長日記#11【医療費が食い物にされている!ナーシング系に行政のメスが入る日は近い!高単価設定のビジネスモデルにご用心!】
▶記事の一部
パーキンソン病などの難病や末期がんの人を対象にした有料老人ホームで、過剰な訪問看護や不正な診療報酬の請求が相次いで指摘されている。記者が今年1月、精神科の訪問看護について同様の問題を報じて以降、「私の勤務先でも同じことをやっています」「うちの会社とそっくりです」といった声が看護師から続々と届いている。
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【感想】
熊本県にも同じような介護施設があります。入居者お一人からの医療保険による報酬はいくらになると思いますか?この手の施設運営を行っている責任者と話す機会があったので間違いない情報ですが『入居者1人の売上80万』を目標にしていると言ってました。パーキンソン病などの難病や末期がんの人がおられたら紹介して欲しいと・・・利用者やご家族は高額医療請求にて上限が1万円ちょっとなのでピンとこないかもしれません。ナーシング系の高齢者施設はこのようなスキームで事業展開しています。その医療費は国民の保険料と税金で賄われています。
▶取材後記
不正や過剰な報酬請求が指摘される会社は、総じて看護師の給与が高めだ。病院勤務に比べると負担が重くないこともあって、看護師が転職してくる。
一方で、人手不足に陥っている病院や施設もある。本当に必要なところに看護師が配置されず、過剰な訪問看護をするために人手を集められたら、医療提供態勢全体がいびつになってしまう。 実は、内部告発があっても記事にできているのは一部だけだ。「同じようなことをしている」という情報が他の事業者についても寄せられている。医療は国民の保険料と税金で賄われる「公共財」だ。事業者には、節度のある経営を望みたい。
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【感想】
訪問看護師たちのMeToo運動とあるように、まともな看護師はこのような不正請求を嫌います。何のためにこの仕事をしているのか?仕事の意義を大事にしているからです。このような運動があることは国民にとって救い!医療依存度の高い高齢者や医療保険を食い物にする運営会社や一部の看護師によって成り立っているナーシング系のスキームは、今後行政のメスが入ることが予想されます。医療保険を利用するには医者の特別指示書ありきなので、ナーシング系の施設と医者はズブズブの関係になっているケースもあるようです。このような記事が出回ってくると、リスクを嫌う医者は特別指示書を拒むケースも出てくる可能性もあります。
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