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📒社長日記#18【マグロに賭けた男たち2025!番組は最高だが、小規模事業者の行く末が重なって見える。では大きければ安泰なのか…】

▶お正月番組といえばこちら!マグロに賭けた男たち2025。山本秀勝さんが必死になって挑む様子が心動かされます。今年は中古の漁船を購入されたようでエンジントラブルもないようです。毎年ワクワクしながら見ています。

▶同時に重なって見えるのが小規模事業者の倒産件数の増加。小規模ほど利益率が低く、倒産リスクが高まります。業種にもよりますが、介護施設運営会社は例にもれず、記事のような傾向です。

ここからが本題…では大規模施設であればあるほど利益率は良く、倒産リスクは低いのか?

▶満床運営が出来ている状態であれば、大規模施設であればあるほど利益率は向上する可能性が高くなります。ただし満床運営が出来ていればの話です。特に大規模施設の場合は、オープンして損益分岐を超えるまでが勝負になります。

金融機関の返済がスタートするまでの据え置き期間は6ヶ月。それまでに損益分岐を超えれるかがポイント!


▶30床の施設を開設した場合、6ヶ月で満床にするには毎月5名の入居を確定させないといけない。

▶300床の施設を開設した場合、6ヶ月で満床にするには毎月50名の入居を確定させないといけない

施設の規模関係なく、金融機関への返済(賃貸の場合は家賃)は据え置き期間6ヶ月がほとんどで、長くて1年間。その期間でほぼ満床状態まで持っていけるかが勝負の分かれ目です。

まとめ

大規模施設になればなるほど利益率は向上するが、軌道に乗せれるかどうかがポイント。据え置き期間が一定である以上、入居スピードを上げることが求められます。それが出来なければ、返済や家賃の支払いに売上が追い付かず、運転資金が目減りしていき、最悪のシナリオは閉鎖や運営会社の倒産になりかねません。大規模施設の方が利益率は高いが、そもそもそれだけの市場規模であるかどうかを見極める必要があります。


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