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就活は極めてシンプルなゲームである。
24卒として就職活動をしている僕は、現在本選考やインターンに参加するための面接等の準備をしている。
その一環としていわゆるセミナーと呼ばれるものにもちょくちょく参加している。
そこで、先日参加したセミナーで興味深い考え方があったので共有する。
就活ですべきことは、「選ぶ」か「受かる」の2つのみである。
「選ぶ」、「受かる」のそれぞれには「自己分析」と「企業理解」の2つのフェーズがあり、計4つのフェーズで物事を進めていけばよい、という考え方である。
まずは、「選ぶ」という段階の「自己分析」。
自分はどんな人間なのか、何に心が動き、何に熱量高く取り組む人なのか、何を仕事に求めているのか、などということをこれまでの人生からなんとなくの方向性を導き出す。
次に、「選ぶ」という段階の「企業理解」。
「自己分析」で得た情報を基に、その方向性にあっている会社や職種のことを詳しく調べる。
次に、「受かる」という段階の「自己分析」
ここでは、入社するためには企業から内定をもらう必要があり、そのためには何度かの面接を突破する必要がある。
そうなると、「選ぶ」という段階で行った「自己分析」に加えて、特にその企業や職種にマッチする過去の自分の経験を振り返る。
最後に、「受かる」というフェーズの「企業分析」。
会社の行っている事業や会社の体制、制度に加えて、求める人物像や面接で聞かれることなども含めて企業分析を行う。
OB訪問をする理由もここに該当する。
この4つの工程を踏むことで、内定を獲得し、入社できる状態となる。
すなわちこの4つが新卒就活ですべき全てのことである。
今回のセミナーで、「とあるベンチャー企業で新卒入社して最速で責任者になった」という肩書を持つ方がこの話をされているのを聞いて、とてもシンプル且つ重要な考え方であると感じた。
特にここで大事なことは、現在自分はこの4つのフェーズの中のどこの部分にいるのか、4つのフェーズのどの工程に取り掛かっているのかを自覚することである。
自分の立ち位置を常に把握していることで、今自分がやっていることの目的を見失うことなく、着実に内定に向けて駒を進めることができるということがこの考えを持つことの意味である。
現在の就職活動市場には、ピンキリでたくさんの就活支援サービスが存在している。
セミナー参加を求めてくる団体も多いし、それに参加するとなるとかなり時間をかけることにもなる。
本当に自分の就活に必要なものであれば良いが、自分がそのセミナーに参加する目的や、自分の現在地を分かっていないと結果的に遠回りになるし、ゴール(納得内定)に到達できないかもしれない。
また、ある一定の期間就活をしていると、何が正解かわからなくなるという現象もよく起こる。
自分は本当は何がしたいのか、本当に内定をもらったこの会社に行くべきなのか、なぜか面接で落とされた、などいろんな場面で上手くいかないときにこの4つのフェーズに立ち返ると、頭がクリアになったりもするかもしれない。
体育会や長期インターンなどをしている人は、なかなか就活にたくさんの時間を取れず忙しい学生も多いはず。
効率という面を考えても、より一層この4つのフェーズを理解して自分の立ち位置を常に把握することの大切さを痛感した。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
新たな気付きとなれば幸いです。
では、また。
〇就活