いい子いい子は都合のいい子
現場で発せられる言葉は、様々な価値観の一つの指標になるなと思うと、考えが止まらないこの頃。
「いい子だよねぇ。」
と、何気ない放課後の会話から聞こえてくる言葉。
果たして「いい子」とはなんなんだ⁉️
引っかかってしまいました。
※私も使っている言葉です💧
それってつまり、
大人にとって都合の「いい子」
なのではないだろうか。
いやいや、いい子というのは、心根が優しく、うまくやっていけるような子を指すでしょ。という考えもあるとは思います。
反対に「悪い子」とはどんな子なのか?
所謂、問題行動をとってしまう子はいるでしょう。しかし、その子だって心根が優しく、うまくやっていけるはずだったものが、環境のせいでそうできないだけなのではないでしょうか?
子供を囲む大人(学校)=環境
であるならば、子供の環境としての大人が、いい子と悪い子を作っているという側面も大いにあるかなと思います。
もっと言えば、本来はいい子も悪い子もおらず、子供は一律子供なんだと思います。
いい子も必死だし、悪い子も必死、子供はみんな必死。
「あの子小者だから大丈夫。」
「あの子ぐらいだったら大したことはないよ。」
子供を御せたことに自分の力量を感じている場合ではない。なんと小さき価値観か。
御すことが目的ではないはず。
いい子も悪い子も作らない、ニュートラルな環境作りをするために、私も必死にならなければと思います。