現場で発せられる言葉は、様々な価値観の一つの指標になるなと思うと、考えが止まらないこの頃。 「いい子だよねぇ。」 と、何気ない放課後の会話から聞こえてくる言葉。 果たして「いい子」とはなんなんだ⁉️ 引っかかってしまいました。 ※私も使っている言葉です💧 それってつまり、 大人にとって都合の「いい子」 なのではないだろうか。 いやいや、いい子というのは、心根が優しく、うまくやっていけるような子を指すでしょ。という考えもあるとは思います。 反対に「悪い子」とはどん
「大人の事情で子ども達の頑張りが奪われていいのかい?」 「学校は誰のためにあるんだい?」 最初は何を問われているのか、正直わかりませんでした。 「軸足?」 誰のための、何のための、教育なのか。 この岩角先生の問いかけを思い出す度に、自分の背中がピンと伸ばされるよう思いが未だに湧きます。 掲示板事件については、次の日の職員会議で、駆け出しダメダメ教員の私が「掲示板を外すことに反対です。」と手と声を振るわせながら訴えるも、結果的には掲示板を外されることに
皆さんはどこですか? この言葉は、私が教員を初めて2年目のときに、岩角先生(仮称)に言われた一生忘れない一言です。 子どもを思い通りに動かすことが、まるで「できる教員」のステータスのような、一種の様式美のような価値観が、学校の中にはあります。 駆け出しの私にも、そういう先生になりたいという気持ちが当時はありました。 一年生の担任をすることになり、ダメダメ教員だった私をなんとかするべく面倒を見てくださったのが岩角先生でした。岩角先生は、とても物腰が柔らかく、一年生
都内公立小学校の教員をやっているカタピーです。 教員歴は15年目を迎えようとしています。 「本当に子供を大切にする教育とはなんだろう?」を模索しています。 現在の公立学校の教育の在り方に疑問を感じながらも、多くの子供が通うことになる公立学校に勤務し続けることで、自分なりによりよい教育の在り方を発信できるのではないかと考えています。 noteは、「仲間と繋がりたい。」という目的で始めました。 ここでできた仲間と共に、たくさん語り合い、勉強させていただければと思っていま