時間に流され流され、からちょっとずつ立ちあがる

早いもので新卒で就職してからもう6か月経った。
26卒の就職活動も活発になってきているようで、時の経過がおそろしい。
ゆっくり振り返って文章に起こす暇がなかった、は言い訳だが、実際はメモ程度にとどまってなにか自由に文章を書く機会は作っていなかったと思う。
文章にしていなくとも頭の中は常にジェットコースターなので、今回は「時間」について今感じていることを書く。

「趣味はなに?」「休日なにしてんの?」
この質問が昔から苦手だ。昔というか、ここ数年でやはり苦手だと感じる。
初対面や知り合って間もないときに必ず通る質問。かといって雰囲気づくりで自分も相手に聞き返すことはあると思うので、人のことは言えない。


いつも思う。



「自分の趣味ってなに・・・?」

むしろこっちが聞きたい。自分に問いたい。
理由は、現状、特段人に言えるほどの趣味はないからだ。昔からアニメを見ていた影響か空想することが多く、頭の中で無限に想起して気が向けばイラストや文章に起こすくらいだ。
あとは動物に触れ合う。昔は鳥を飼っていたので、鳥には弱い。触れ合うといっても今はペットがいないのでSNSで流れてくる動画の動物に毎日癒されている。
趣味を聞かれて戸惑うのは、生産性がない時間、無駄な時間を過ごしていて空っぽであると自覚し引け目を感じているからだ。生産性が大事か、本当に無駄かは置いておき、日々の心の充足度を振り返ると、思うような日々を過ごせていないと思う。世間や他人と比較して、なにかもっと充実して活発な日々が送れていたら、引け目を感じることなく飾ることもなく振る舞えるのではないか、なんて常に感じている。
自分がインドアなので、ある誰かの趣味がスポーツというだけですごいと思ってしまう。交流を深められるだろうし、体にも良い。同じインドア派でも、絵や料理など芸術を極める類の人もいる。いずれにせよ、なにか情熱を持って取り組める状態そのものに憧れを抱く。

かくいう自分の休日は、予定が無ければネットサーフィンか寝てしまう日々だ。アニメや漫画などは、頭が疲れているので見ることがほとんど無い。
社会人になってから、自覚しきれていないストレスが睡眠やスマホに集中し、「疲れているのでなにかに挑戦する気になれない、刺激になるものは取り入れたくない」と感じて過ごす日々が多いと思う。
罪悪感はもちろんある。せっかくの休日だ、と思いつつ、ついつい楽な方へ流れて気が付けば月曜日が来ていたなんて現象は山ほどある。

最近になってようやく自分の状態を言語化しようという気になれた。今までは感じるだけでそれ以上自分の状態を認識したくなくて蓋をしていた。
なにかで疲労していると、些細なこともできなくなるものだ。
鬱とかではないのだが、どうにも不安と疲労で毎日生きるのに精一杯、という状態は確実に続いていた。今もそうだろう。
いきなり改善できるものではないので、今はこうして時間が流れていく間に何か一つ記録に残しておこうと思う。
ほんとうに休日があっという間だ。だが休日の過ごし方が、今後何かの形で自分に影響を与えると思っている。
イラストや英語の勉強、料理、読書、ボランティアなど、やりたいと思えばやりたいことは沢山ある。
やろうと思ってはいるがとりあえずスマホ、から脱却したい。体調を整えることから始めて、少しずつ気持ちに応じてやりたいことをやっていく。

生きることは大変だが、生きているうちにやれるだけのことはやろう。そうやって立ちあがれるようになれたらいい。


余談:最近になってやっと鬼滅の刃の刀鍛冶編見始めた。相変わらず作画と演出がすごくておもしろい。Netflixに釘付けになっている。

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