映画『ブルース・ブラザース』
この映画は、映画館で観ました。
はじめは、単なる音楽コント映画みたいに思えましたが(実際にそうでしたが)、映画内での歌や演奏それにダンスが素晴らしく、コントという基本路線を忘れて見入ってしまいました。
主演は、ジョン・ベルーシとダン・エイクロイド。そして、有名アーティスト多数です。
刑務所から出てきたジョン・ベルーシが、弟分のダン・エイクロイドの迎えの元パトカーのクルマに乗るところから、少しずつ物語が進みます。
この物語を劇的に牽引するのは、ジャイムス・ブラウンの教会でジョン・ベルーシが神の御光を浴びてからです。
この切っ掛けが、その後の二人の超人的運の良さの根拠となります。
この映画には数々の有名人が出演していますが、当時分かったのはキャリー・フィッシャー、レイ・チャールズ、ツイッギーくらいでした。ツイッギーは、かなり昔に来日したモデルで、日本にミニスカートを大流行させた人だそうです。
当時は知らない人でしたが、アレサ・フランクリンの歌う「Think」の迫力には、魂が抜けるかと思いました。
最終的には、ジョンとダンは税金を払いに行くのですが、その過程でのカーチェイスシーンの豪華なこと。そして、「んなバカな」というカースタント。映画の中では、これすべて神の力という設定なんですが、この映画を観た真剣なキリスト教徒は複雑な思いだったことでしょう。
ジョン・ベルーシは映画『アニマルハウス』に出演したと思います。彼の代表作は『サタデー・ナイト・ライブ』だと思いますが、私は残念ながら一度も観たことがありません。
ダン・エイクロイドは、映画『スニーカーズ』に出演していました。この映画では、当時極秘組織と言われていたNASが出てきてちょっと衝撃を受け増した。私は『スニーカーズ』は、私がパソコンを始める切っ掛けの一つでした。なお、『ブルース・ブラザース』の中で、ダンはツイッギーをナンパしたましたが、誰もが「ダンは振られた。」と思ったところ、ツイッギーはダンとの約束の時刻に約束の場所でダンを待っていました。この意外な展開。この後、ダンは刑務所にはいるので、ツイッギーとは会えなくなります。「神の御加護」でツイッギーと付き合えたかもしれないのにね、ダン。
以上