『クリムゾン・リバー』 超身体能力の証
テレビ放送を録画していた映画『クリムゾン・リバー』をさっき観ました。
映画は、はじめのうちは二つの事件がごちゃごちゃしていて、物語がまとまるまでに集中力が緩み、結局まだ内容を深く理解していません。疲れているときに頭を使う映画を観ると、いつもこうです。
ただ、猟奇ミステリであり、とにかく謎めいているので「面白い」という印象が強かったです。
今度見直すときはちゃんと内容を理解するよう努力します。
それはそうと、映画中盤頃に雪に覆われた陸上競技用のトラックを走って逃げる容疑者と警官のシーンは「凄い!」と思いました。
比較的浅い雪ではありましたが、水分を多く含んでいたはずです。そんな悪路を速いスピードで走る身体能力は並外れていると言わなければなりません。
もちろん映画ですから、カットの合間には十分な休憩を取るとか、似たような体型の別人が走るとかいろいろやっているだろうとは思います。
しかしこのシーンの中に比較的長いカットがあり、そのカットでは容疑者はかなりの距離を高速で走っていました。シルエットからすると、女性のスタントウーマンが走っているのだと思いますが、凄い。走っている最中は、速度が下がることがありません。素晴らしい中距離走者です。
このシーンに比べると、他の映画のスタントシーンがかすみそうです。
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