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ドイツの保育園のお昼ご飯がやばいんですが。・・・ミルクライス・・・

今日は私の働いている保育園で出ている昼ごはんを紹介したいと思います。皆様は、ご飯を砂糖と牛乳で炊いたことがあるでしょうか。そもそも、ご飯を甘くして、食べたことがあるでしょうか。

ドイツでは、ミルクライスと言う料理があります。私が保育園で働きだして、 しばらく経った頃、昼ご飯に、白いお粥のような状態のご飯がどーんと出てきました。それには、アップルムース(リンゴのドロっとしたジャム)と、バニラシュガーがついていました。ちなみに、ご飯は砂糖と牛乳で煮てあるので、すでにもう甘いのですが、さらにアップルムースと粉砂糖をかけて食べるのです。 しかも、なんと、それがお昼ご飯のメインだったのです!

私はそのことを知らず、一緒に出てきた野菜スープを器に入れるものだと思っていたら、同僚が、「野菜スープを食べる子供はあんまりいないから、食べたい子だけ食べればいい。テーブルじゃなくて横に置いといて。」と言いました。 昼ご飯ですよ。昼ご飯にこんな甘いだけの何の栄養もなさそうなものを食べさせるんでしょうか。私は唖然としてしまいました。

悶々とした気持ちで、他の同僚に聞いてみたら、「甘い昼食はドイツの伝統で、戦後食べるものがなかった時に、子供たちに栄養を取らせるために甘い昼食が出始めたのよ。」と言われました。

今、戦後じゃないんですけど。

本当かうそかわからないような話ですが。とにかく6週間に1度ぐらいはこういった甘い昼食が出てくるのです。ただお伝えしておきたいのは、他の保育園で働いている人に聞いた限り、甘い昼食は出ていませんでした。どんな伝統なんだよ!と突っ込まずにはいられません。

ミルクライスはドイツでは一般的な食べ物で、家庭では普通に食べられています。ドイツに来た日本人はおそらく踏み絵を踏む思いに立たされるでしょう。「い、いや、、無理、、食べれません、、」となること間違いない。

とにかくドイツ人がどうして縦にも横にも大きいのか、これで少し謎が解けました。食生活、大事やねん。


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