【感想】『無理もしない我慢もしないで愛される 溺愛理論』から恋愛必勝法を学んでみた
📕このnoteを書いてる人📕
自己啓発、健康知識が好きな30代会社員。
社会人になって自己啓発本にハマり、本やインターネットで毎日何かを学ぶことが趣味でありライフワーク。考察深めの本が好き。
欲しい本のレビューが少ない時に困った経験から書評ブログを開始した。INTJ🐏
こんにちは、ひつじです。
今回は、瀬里沢マリさんの『無理もしない我慢もしないで愛される 溺愛理論』を紹介します!
1.この本を読もうと思ったきっかけ
恋愛経験が乏しいまま30代になり、そろそろ結婚しないとと焦っている
好きな異性の前だとパニックになって自滅するのをもう辞めたい
男性の前でどうあるべきなのか知ることで、女性として少しでも落ち着いて振る舞いたい
恋愛がかなり苦手で、特に男性に隙を見せることに非常に抵抗があります。
東大卒という著者の肩書を見て、高学歴=隙がなさそうなスペック、と勝手に共感して、手にとってみました。
2.ざっくり内容/本の雰囲気
まず最初にマイナスポイントをお伝えします。
この本は最後にLINEのQRコードがあり、LINEの友だち追加を呼びかけています。
集客活動の匂いを感じてしまう可能性がありますので、苦手な方はご注意ください。
ただ、本の中身は充実しています。
イラストは無し、文章も堅めな印象です。ライトな恋愛本にありがちなハートマークなどは一切ありません。
文章は非常に淡々としており、伝えたいことが分かりやすく、読みやすいです。
価値観や考え方を変えるよう強要してくることはありません。
男性はこう思っているので、女性はこうしましょう。失敗した場合はこう改善してもう一度試しましょう。以上。
これぐらいの分かりやすいさが、この本の大きな特徴だと感じます。
3.この本から学んだこと
1.「溺愛理論」は超シンプル。基本の3ステップを回し続ける!
基本の3ステップは
①女性が的を出す
②男性が行動する
③女性が3回感謝する
です。この3ステップを繰り返すことで溺愛される。これが「溺愛理論」です。
1ステップ目は女性の「的を出す」から始まります。
女性を幸せにしたい男性を「常にボールを振りかぶっている状態」とイメージし、
女性はどこにボールを投げてほしいか伝える=「的を出す」と表現しています。
男性が本当にボールを投げたがっているか?
私なんかが的を出して迷惑かな?
と余計なことは考えず、とにかくボールを持ってる相手に的を出す動作を行います。
すると彼は的に向かってボールを投げます。
これ2ステップ目の「男性が行動する」です。
男性が行動したら女性が3回感謝します。これが3ステップ目で、全て完了です。
この3ステップを永遠に回し続けることで溺愛され続ける、というのが本書で一番重要な「溺愛理論」であり恋愛の原則です。
2.とにかくまず女性は「的を出す」!ここからしか始まらない
この溺愛理論の最大のポイントは、最初のステップが女性側の動きから始まることです。
女性が遠慮して的を出さないと何も始まりません。
本書では「謙虚な女性は一生愛されない」という章があります。愛されるために無理に気を使うことで窓を全く出さない、そしてずっと愛されない。これがよく起こる悲劇として取り上げています。
それぐらい、的を出すことが重要なのです。
窓の出し方のコツはいくつか挙げられていますが、最も簡単で注意しやすいのは主語を私にすることです。
×「あなたが……してくれたらいいのに」
〇「私は……したいなあ」
命令ではなく願望をつぶやくイメージです。
正直、男性にお願いをするだけで緊張して気をつけるべきことを思い出せないこともあると思いますが
そんな時でも「私は」から始めることさえ思い出せれば、良い言い方に変化させられると思います。
3.「もし自分がもう1人いたらなにを頼む?」的を出せない心をほぐそう
この溺愛理論がわかりやすいのは、女性側がやることが「的を出す」「感謝する」の2つしかないところです。
失敗パターンもこのどちらかの失敗しかありえません。どちらの失敗についても解説と改善方法が具体的に書かれています。
実践してみると分かりますが最初は全くスムーズにいきません。
私の場合は、どうしても的を出すのに抵抗があります。親が相手でも他人に何かを頼むのが苦手です。
そんな時に役に立つのが「もしもう1人自分がいたらなにを頼むか」と考えることです。自分が相手なら、嫌われることを恐れたり遠慮したりせずに頼めるので、何かを望む気持ちを持つ練習になると感じました。
本当に望んでいることを叶えてもらえれば、心からの感謝の気持ちを持つことができます。
そうすると3ステップ目の3回感謝も自然にできますし、なにより温かい気持ちになります。
【総評】頭でっかちのための恋愛の教科書!シンプルな原則をマスターさせてくれる本!
女性側は「的を出す」「3回感謝」これだけ。
かなりシンプルで覚えやすいです。説明も納得感もある有用な考えだと思いました!
特に「的を出す」は、男性になにかお自分が今何のために何をしているか想像しやすく、この言葉に出会えただけでもこの本を読んで良かったです。
恋愛本はいくつか読んできましたが、小手先のテクニックは全て失敗し、かといってマインドは定着しないままでした。
ですが本書はとにかく溺愛理論に則って3ステップを回し続けることだけを主張しています。
その主張のシンプルさも読みやすいポイントだと感じました。
とにかく恋愛を頭で理解してから取り組みたい方に非常におすすめです!
おわりに
恋愛本を読んでも実践しなければ意味がない。
分かっていても、初対面の人を好きになれず早々に挫折。このループを繰り返しています。
まずは職場で簡単なお願いを周りにすることから始めてみようと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました!!
ひつじ🐏
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