【読書日記】岸政彦『にがにが日記』
人の日記を読むのが好きだ。エッセイも好きだけど、最近は特に日記が好き。
多分、ワンオペ自宅保育中で孤独だからだと思う。同じ時間別の場所で確かに誰かが存在していて生活しているってことを感じたいんだと思う。
そんなわけで日記を読みたいなーと本屋さんぷらぷらしていて見つけたのが岸政彦さんの『にがにが日記』。もうタイトルからして内容が日記!って分かる安心感から中身見ずに購入。買ってよかったです。
すごくよかった。大学の先生ってやっぱり忙しいんだなぁとかぼんやり思いながらキリがいいところで読むのやめて寝ようと思うんだけど、なんか読み続けちゃう。やめられなかった。小説も書かれてるみたいなんで今度、読んでみよう。
最後、書き下ろしで書かれた日記。文章があまりに綺麗で、内容がより一層悲しく感じられて声を出して泣いた。