阿佐ヶ谷 朝陽
今から46年前の1978年、私は新潟から東京へ出た。
前年の1977年に新潟のホテルイタリア軒に入社するも、一流を目指して
東京で一から出直しである。
アパートを阿佐ヶ谷に見つけ、東西線で九段下まで通ったものだ。
フェヤーモントホテルで、修行の毎日であった。
私が借りたアパートから駅までの通り道にあったのが「中華朝陽」、
月に25回くらい通った!(笑)
大将の作る中華は、その辺りの町中華とは違う、本格的なものだった。
「どこで修行したの?」と聞いたことがあった。
なんと東急ホテルの中華で修行したんだそうである。
私が足蹴く通っていたのは40年以上前である。
私が結婚したのが1986年、女房と一緒に訪ねたことがある。
大将も奥さんも私のことを覚えてくれていて嬉しかった。
3-4年前に、東京で用事があって、東京に居る息子と一緒に訪ねたことがある。大将に「おまえさん、老けたね!」なんて言われ笑ってしまった。
大将の中では、私は20代前半の印象なのであろうか?
大将は冷蔵庫からおもむろに「柚子胡椒」を出してきて
「ありがとう!大事に使っているよ!」とニッコリした!
そうだその2年前くらい前に来て、お土産で渡したものだった!
料理は以前と変わらず素晴らしく美味しかった!
また、顔を出そうかな、、、
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