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広島空港、なぜ市街地からメチャ遠い?

広島空港の開業は、1993年10月、今から31年前である。
場所は、三原市本郷という山を切り開いた場所、広島市の中心から約50キロである。

成田空港が、都内中心から約60キロなので、同じようなレベル感である。

私は、この空港と同時にオープンした広島エアポートホテルの料飲支配人として携わった。

新空港が出来る前の空港は、市内中心から近い場所にあり、広島駅からもバスですぐに行ける立地だった。

しかし、滑走路の長さや幅が足りず、またレーダーも無かったようで、ちょっとした雨で視界が悪くなると、すぐに欠航になるような空港だった。

まさかそんな空港とは知らず、何度か欠航にあい、焦ったことを思い出す。

この以前の空港、新空港が出来てからも、国内近距離の路線の空港として存続していたが、採算が合わなかったようで10年以上前に閉鎖されたようである。

この空港から、新潟への便に、何度か乗ったことがあるが、懐かしい思い出である。

さて新空港であるが、山を切り開いて、そこに3000メートルの滑走路を有した空港を作ったわけだ。
市内までは高速バスで1時間弱も掛かる。

立地の関係で、霧や風などが発生しやすく、
上空で旋回し、何度も着陸を試みるもダメで、引き返したり、他の空港へ変更されたりなど
珍しく無かった。
そういう時は、着陸トライの凄いエンジン音が聞こえるが、飛行機自体は見えず、多分無理だろうな、、なんて思っていると、やはりみたいな感じでもあった。

国際線が急に欠航となり、便が翌日に変更された為、乗客やクルーの宿泊と夕食の予約が入って、超バタバタで対応したことも、何度かあった。

エアポートホテルならではの、急な予約である。
また、エアポートホテルの宿命でもある。

広島エアポートホテルは、航空会社のクルーも多く宿泊(契約していた)していたので、
朝食時には、各社のCAが制服で利用し、華やかな雰囲気であった。

懐かしい、、


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ササピー
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