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めくらやなぎと眠る女

村上春樹原作のアニメ映画「めくらやなぎと眠る女」を観てきた。

この映画、国際アニメーション映画祭で、
特別賞やグランプリを受賞したらしい。

シアターは、苫小牧シネマ・トーラスという実にこじんまりした劇場。
大分別府のブルーバード劇場を思いだす。

劇場もマニアックだが、作品は更にマニアックで
これを観て、凄い!とか、素晴らしい!とか
面白い!とか言う人、あまりいないのでは無いか、、

今回、我々と一緒に観た方は2名だけで、
我々(私と息子)と合わせて4名での上映であった。

春樹氏の短編を中心に、
ねじまき鳥クロニクルなどを織り交ぜ、
ストーリーを展開という構成のようだった。

ただでさえ分かりにくいのに、
更にそれをアレンジしているので
春樹ファンであれば、
あー、これはあの作品をこう描いたのか、、
と、分かるが、
何も予備知識の無い人が観たら、
ワープしっぱなしになること間違いない!
途中で席を立つかもしれない。

息子は、自分が大好きな「カエルくん、東京を救う」が出てきたこともあり、
65点かな⁈
と言っていた。

「バースデーガール」は、私の好きな作品なのだが、なんか私のイメージとは違った作品になっていた。

これらの作品をアニメで表現したのは間違っていないというか、実写では更にハードルが上がると思う。
しかし、個々の有しているイメージを具現化するのは、かなり難しいと感じた。

春樹氏の作品の映画化は、中々難しい。
そんな中、ドライブマイカーは、良かった!


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ササピー
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