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サイモン&ガーファンクル

nhkのアナザーストーリーズで、サイモン&ガーファンクルの特集をやっていた。

サイモン&ガーファンクルと言えば
「サウンドオブサイレンス」
「スカボロフェア」
「ミセスロビンソン」
「明日に架ける橋」
など、ヒット曲は数多い。

ある年代以上の方なら、自然に口ずさんでしまうくらい馴染みがあるのでは無いか、、

ダスティン・ホフマンとキャサリン・ロスが
主演した映画「卒業」は、シーン毎に
サイモン&ガーファンクルの曲が流れ、
映画も大ヒットした。
私が、映画「卒業」を観たのは、中学1年生の
時だった。
なんとも懐かしい。

アナザーストーリーズでは、

当時、ニューヨークのセントラル・パークは、
治安が悪く、手入れもままならない負のスパイラルに陥っていた。
市の担当者は、セントラル・パークでチャリティーコンサートを開催し、市民の意識を変えることを思いつく。
そして、クィーンズ出身の、サイモン&ガーファンクルをなんとしても招聘したいと考えた。

しかし、サイモン&ガーファンクルは、10年以上デュオでの活動をやめていて、それは簡単なことでは無かった。

なぜ、たくさんのヒット曲を出しながら
サイモン&ガーファンクルは、活動をやめたのか、、

作詞作曲は、ポール・サイモンが担当、
アート・ガーファンクルの高く、綺麗な
歌声とのハーモニーが魅力だった。

しかし、グラミー賞を受賞した
「明日に架ける橋」では、アート・ガーファンクルのソロでの録音、発売となった。
ポール・サイモンとしては、激しいジレンマとやり切れなさがあったんだと思う。

その後、2人での活動は無くなった。
ガーファンクルは、俳優をやったり、ソロで歌ったりしていたが、サイモンはソロでは芳しく無かった。
評論家からは、ニューヨークタイムズに
「ヴォーカリストとしての
サイモン氏に特筆すべきところはない。
表現にあまり変化をつけることが出来ない、
凡庸な、ハスキー声の低いテナー。」

とまで書かれた。

そして、セントラル・パークでのチャリティーコンサートは、実現出来たのか?

それが実現したのである。
当時取材をした記者によれば、
ジョン・レノンが撃たれ、ビートルズは
再結成が不可能となった。
今、自分たちに出来ることをすべきかと、、
サイモンは語ったという。
ガーファンクルもokした。

当日の観衆は、50万人を超えたという。

その後二人は、世界ツアーを開催したりするも、またもや活動は停止した。

人と人とは、中々難しい。

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