不登校3年目の中3息子くんとHSP母ちゃんの夏休み前の今
7月の三連休も終わり、もうすぐ終業式ですね。夏休みが近づくと「お昼ご飯どうする問題」が世間で話題になりますが。
不登校の息子くんがいる我が家は、彼が年中”夏休み状態”なため、彼の分のお昼ご飯の弁当をほぼ毎日せっせと作っています。(私も夫もお弁当だし)
本当は自分で簡単なものでもいいから、お昼ご飯を作ってもらいたいんですが…。
冷凍うどんや、インスタントの袋ラーメンや卵や野菜とか常備しているので、「冷蔵庫にあるから作ってみたら」と何度も話してますが、作らないんですよねぇ。
作ったとしても野菜なんて入れない。麺だけです。卵はたまに使うくらい。
いつか気力や元気が戻ったら、作ることがあるのかなぁ。(小学生の時、ごくたまーに作ってくれていたので)
夏休み前に「不登校」の子がいても気持ちが楽になる理由3つ
世間の夏休みの「お昼ご飯どうする問題」が、不登校の息子くんがいる我が家では、さして問題ではないように、「夏休みにずっと子どもがダラダラしてるのを見てイライラする問題」も、関係がないなぁと感じています。
不登校3年目の母の余裕、でしょうか。
年中息子くんは家にいますしね。勉強だってしないし。彼のダラダラ生活を感じるのも、ある程度慣れました。
もちろん腹立つ日はあります。人間だもの。
で!夏休み前になって、というか夏休みが始まりだして楽になることがあるので、3つばかりあげてみました。
適応指導教室へ欠席の連絡をしなくていい!
もう、一番がこれ!欠席連絡をしないでいいこと!
ほんっっっと、気が楽です。仕事に集中できます。子どもを休ませている罪悪感がまったくないっ!
息子くんが通っている市の適応指導教室では、欠席連絡はLINEでもOKなんです。電話連絡よりハードルはかなり低い。
でも…HSPの私にとっては、(HSPさんでなくても、かな)たとえLINEであろうと、欠席連絡は毎回申し訳なく感じてしまいます。
自分だったら行くのに、先生たちは待ってくれているのに、休みすぎて息子くんは嫌われるんではなかろうか、とか沢山のことを考えてしまうんです。
先生によっては欠席の返信の際、「通級が定着しなくて残念です。」ってきたりしました。(”残念”を含むLINEは3回ばかりきた)
心、えぐられる。
あ、ちなみに息子くんは適応指導教室に通級しだしたのは今年の5月下旬からです。
調子が良くて週に3回(遅刻、早退あり)、平均週に2回(遅刻、早退ありあり)の登校といった感じでしたので…。
先生によっては"どーしよーもない生徒"って見られてんのかなぁ。
適応指導教室については、また別の機会に詳しく書きます!
とりあえず、夏休み期間中は欠席連絡とおさらばできるのでホッとします。
友達と関わって息子くんが少しイキイキしている
長期休みのうちは、普段学校生活が忙しくて関われない友達から連絡がきたりしている様子。
ただ、今年はみんな受験生なので(まぁうちの息子くんもそうなんですが)この夏はどうかな、とは思いますが…。
今までの長期休み期間は、時間がある時に友達とオンラインゲームができていたようです。
めちゃくちゃ楽しそうな声が昼夜を問わず聞こえてきました。
友達と関わることで、家でも機嫌よく過ごしてくれます。
たまに友達とのゲームの話を自分からしてくれて、イキイキしている表情を見るとホッとしました。
不登校で自分から引きこもっていますが、やっぱり人との関わりを欲しているんだなと感じます。
よく「人は一人で生きられない」と言いますが、人は原始の時代から誰かと連帯することで生き延びてきたようですね。
社会的な絆を自然と求めたり、誰かと気持ちを共有することで幸せな気持ちになったり。
人間に絶望しても、人間を求めるのは不思議です。私も含め、それがヒトという生き物なのかな。
平日の昼間に堂々とあちこちへ行ける
色々あって息子くんと買い物に行くことは、今はほとんどないんですけどね。
でも一緒に買い物に来てくれていた時、学校がある時期は「平日に子どもがイオンにおったらおかしいやろ」と話すことがありました。
これは不登校になりたての頃とかではなく、不登校2年目の中2の時もたまに話していましたね。
学校に行っていない負い目とか、周りの知らない大人にどう見られるのか、ということを考えているんだなと。
長期休み期間になると、特に嫌がりもせず買い物に行ったりして、いつもよりストレスはないのかなという印象でした。
夏休み前や夏休み中は逆にホッとする
学校がある時期は、「適応指導教室に行かせなきゃ」「欠席連絡しないと」などプレッシャーがあります。
息子くんは息子くんで「適応指導教室に行かないと」「行きたくない」などの複雑な思いがある。
お互い何かに追われているような、落ち着かない気持ちになりがちです。
イライラすることも増えます。
でも、夏休みに入れば「行かなせなきゃ」「行かなきゃ」の焦りから解放されます。
少なくとも私は、イライラが減ります。
とはいえ、夏休みが終わることを考えると、そんな甘い事を言っていられないのも事実。
もう中3なので。
けれど、先の事を考えるほどの気力は今の息子くんにない様子。
今出来ることは、一日一日を生きること。今日に集中すること、です。
今日息子くんは何ができたのだろうか。(箱アイス6本中4本一気に食べてたな…)
先の事ばかり考えそうになる時は、ヨガで大事に考えられている「今、ここ」の教えを思い出すようにしています。
私が欠席連絡のプレッシャーから解放されて、心が疲れにくくなっている夏休みに、穏やかに冷静に、彼の話を聞いていかないと、ですね。
最後までありがとうございます!
次回は、適応指導教室について書いていきたいと思います。