「クライエント・アライ」(AIカウンセラー)はなぜ生まれたのか(2)
生きづらさを抱えた人が傷つかない事を目指す。
と言ったものの、現実には他の場所や人から傷つけられてしまう人は多く、とても1人でその支援をすることは不可能です。
その中で、傷つけてしまった人達も悪気なく発した言葉や、制度であり立場を越えてまでサポートを出来ないと伝えたことが、その言葉を聞いた方にとっては負担になったり、見放されたと感じたりすることはなかなか防げません。
(『「悪気はない」というのが一番悪い』と私自身は思っているのですが)
そこで、まず自分の周りにいる方で支援を必要としている方を正しく知ろうと決めました。
1.発達障害
これは自身の娘が自閉症当事者で、私自身当事者の家族なので自分事として捉えられました。娘の小さい時から宮崎県自閉症協会の会員になり、多くの先輩親の方々に辛い気持ちを聞いてもらったり、「うちもそんなことあったよ」とあるある話にして「自分だけじゃないんだ」と思わせて下さったりして、ともすれば孤立しそうな私たちの家庭を励ましてくれました。
そして私の娘も成人し、成長したおかげで手もかからなくなり、私自身に心の余裕が出来て「今度は自分たちがしていただいたことを、過去の自分たち夫婦の様に目の前が真っ暗になっているであろう方々にさせていただこう」という思いから発達障害について学びました。
2.LGBTQ
ある時、発達障害の方からお話を聞かせてもらっているときに「私は同性が好きなんです」と開示され、咄嗟に「そうなんだ」としか答えられなかったことがありました。
どう答えるべきだったのかを自問した結果「僕の間違った対応が相手を傷つけてしまうかもしれない」と頭をよぎり、正しい知識を身につけたいと、知人にLGBTQに詳しい人か、勉強会を開催してないかを聞いて廻り、レインボウビュー宮崎という当事者団体で啓発活動もしているところの、代表のケンちゃんと繋がりました。そこの勉強会に参加して正しい知識を学ばせてもらいました。
3.解離性障害・双極性障害
このクライエントAさんは、最初は障害があることを知らずにお会いしました。周囲の方から様子がおかしいから、話を聞いてあげて欲しいと依頼を受けて面談しましたが、面談3回目位まで警戒していて応答はうなずきだけで、何も語ってくれませんでした。それでも会う回数が増えるたびに話すようになり、気を許してくれるようになってみると、めちゃくちゃおしゃべりさんでした。
ある事件をきっかけに、彼女が精神疾患を患っていて支援を受けていたけれど、その支援から逃げていることも知りました。
細かくここに書くのは難しいのですが、その彼女のおかげで、解離性障害と双極性要害について学び、その臨床を体験させてもらう経験を得ました。
ここまで時系列で語らせていただいたので、発達障害からLGBTQを経て精神疾患と脈略が無い感じになってしまいましたが、この一つ一つが私をカウンセラーにしてくれた事実です。またこの続きは次回(つづく)
「クライエント・アライ」はChatGPTの有償版で使用することが出来ます。下記のURLからお進みください。
https://chat.openai.com/g/g-yfYrKZvef-kuraientoarai
なお「クライエント・アライ」をご使用の際は、個人情報の流出を防ぐため個人情報を入力されないようお気を付けください。