なぜ、はたらくのか
はら新聞 ☆第14号☆ 2016年5月号
こんにちは!トラック相談!販売・買取!はら商会 代表の原です。
はら新聞 第14号をお送りします。どうぞ宜しくお願い致します。
今月号は、毎月お送りしている♦原がおすすめ今月の一冊♦コーナーを全面でいかせていただきます。まぁ~!原のやっていることですから、こんなのもアリです。(笑)
職歴80年!93歳まで現役で働き続け、2010年94歳でお亡くなりになられました、加藤 寿賀さんのインタビュー本です。
大正4年、東京(京橋)生まれ。7歳の時に関東大震災を経験。
10歳で実母、病死。のちに父は再婚するが、後妻さんとウマが合わずに、15歳で家出。銀座の親戚の理髪店で住み込みで修行されました。
朝6時に起床、深夜2時まで働き男社会の中、今の世の中では考えられない程の厳しさで鍛えられたそうです。
23歳の時、同じ年の兄弟子と結婚。
借金をして、日本橋に「バーバー加藤」を開店。ふたりの女の子を授かる。
27歳の時、旦那さんが、第二次世界大戦に出征。
29歳 東京大空襲で自宅もお店も全焼。子供を背負い、理髪道具一式のみ風呂敷に包み、なんとか生き延びることが出来たそうです。
食べるために焼け野原を「頭を刈らせてください、頭を刈らせてください!」と駆けずり回り、夜は闇商売、幼子を寝かしつけたあと、重い荷物を担いで東京中を夜中まで歩き回り、売れる物は何でも売ったそうです。
闇市の売り手も買い手も、本当に死ぬ気で働いていました。
終戦後、なんとか夫が復員。
理髪の仕事、闇商売で貯めたお金をもとに浅草で、うどん屋を始めようとするも、お店の契約をした帰り道、旦那さんは交通事故に遭い命を落としてしまう。(僅か4年の結婚生活)
戦争で鼓膜が破れ、耳が不自由なための事故でした。
「悲しくて気が変になりそうでした。私は肩まであった髪を切り、主人の棺に入れて一緒に焼きました。以来、髪を伸ばしていません。生涯独身を誓い、理容師として生きていくことを決意しました。」(29歳の時)
32歳 同業仲間と25坪のお店で共同経営を始めました。
そして37歳。 多くの人達の助けで新橋駅のガード下に自分ひとりのお店「バーバーホマレ」をオープンする事が出来ました。
3坪ちょっとの小さなお店。住まいは店の2階にあって、東海道線の真下だから音も凄い!当時の新橋の治安はいいとは言えなかったけど、親子3人ひとつ屋根の下で暮らしていけると思うと、嬉しくて嬉しくて涙が止まらなかったそうです。
ガード下住宅で立派に娘二人を育て上げ、嫁がせました。
親の反対を押し切り、次女の娘さんは母と同じ道に進み支店を出すまでになりました。
しかし77歳
次女50歳 癌で亡くなる
空襲で家や店を焼かれた日
戦争に負けた日
夫が亡くなった日
次女を亡くした日
もう明日なんて来ないと思う日が何度もあったそうです。でも、関東大震災や戦争中の経験で生かされていることの、ありがたさが心身に刻み込まれヘコタレなかったそうです。
どこへ行っても死体の山。
黒く焼け焦げ手足が無く胴体だけの死体。
本当に地獄絵図を何度も目にした。それが、自分や大切な家族であっても何ら不思議ではないこと。
運が良いとか悪いとかではなく、自分は「生かされている」そう思うようになったら、いろんなことがありがたい、ありがたくてたまらなく思えたそうです。
お金が儲かったとか、遊びに行って楽しいとか、それは、おまけみたいなもの。「今日も一日生かしていただいた。ありがとうございます。」
そう思えたら、どんな人生も楽しむことができるでしょう。
戦争は思い出したくないことばかり、だけど・・・
みんな貧しくとも「助け合う心」「人を思う心」は今よりも、もっともっと豊かだった。
教育勅語という授業があり、兄弟姉妹仲良くしようとか、親孝行をしましょう!ご先祖様を大切に、感謝の心を持ちなさいなど、人としてごく当たり前の教えがありました。
それをいつも声を合わせて読み、人を思う気持ちを学んだのです。
人さまのために働くこと
人さまの役に立つ技術を身につけること
自分を磨き続けること
お蔭様の心を大切にすること
生かされていることに感謝すること
物やお金よりも、人の役に立つ心の財産を残すこと
私は、人さまの役に立つことが何よりも嬉しい
私は、人さまに喜んでいただく事が何よりの幸せです
という言葉で締めくくられています。
あと… 「明日は明日の風が吹く」
何があろうと「わ~!はっ!はっ~~!笑」 笑い飛ばせ!
あとは天にお任せ! 開き直ることもポイントだそうです。
上手にご紹介出来ずに申し訳ありませんでした。本を買って読んでみて下さい! あははは~(笑)
なぜ?はたらくのか?
なんで働いているのですか?
それは、本当に人それぞれです。
いいも悪いも無い、本当に人それぞれ。
生きたいから・・・ 食べるため
家族を養うため。誰かを助けるため。
いい服着たい。いい物ほしい。
あれ食べたい、コレ食べたい。
クルマ買いたい。家買いたい。
あれも欲しい、コレも欲しい。
全部ひとそれぞれ。
私のスマホには仕事をテーマとした広告がいっぱい出て来ます。セミナーや勉強会、SNSの使い方、生き方や、お金の増やし方などの広告が本当にいっぱい出て来ます。
それはそういう事を発信したり、そういうものを見ているから、AIさんが提案してくれているのだと思いますが・・・
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今まで沢山の勉強会に参加させていただきました。
本当に尊いな~ 為になるな~
というものから、なんだか常連さん同士が人の悪口を言っているだけの勉強会?主催者が言いたい事をタラタラ話しているだけの勉強会?挙句の果てにそちらの商品まで買い続け・・・
あら?私は何をしているのやら??? 交通費、教材、内容、時間、お金。その時のものは何ひとつ残っていません。
仕事が繁盛するという事を、売りにした仕事、商品があまりにも多いと感じます。永遠のテーマなんでしょうね。
SNSしかり・・・ こちらの note もお金儲けネタがワンサカです。
なんて、自分だって集客の為、お金儲けの為にアメブロから始め、TwitterにFacebook。Instagramに、この note ニュースレターに「はらハガキ」なんてのもやりました。
あれ?いっぱいやってるじゃん。
でもこの本を読んだ時、やっぱりお金だけではない、もっと大切なものがあるよな~ 絶対にあるよな~ とつくづく思っています。
なんてもっと繫盛してから言えよ!って声が聞こえて来ます。
本当ですね!赤字では全然🙅🏻♂️👎
もっと繁盛して、もっと儲かって、もっと沢山の人に喜んでいただく仕事をして、いっぱい納税して、たらふく儲けて・・・
でも質素な生活、言動、暮らしをしてから、「やっぱりお金じゃないよね。」
と言わなきゃ説得力無いわ。
はい! 分かりました!
元気出してもっとがんばります!!
終わりにしようと思いましたが、当時の発行者コラムへどうぞ 💁🏻♂️♪
♦発行者コラム♦
最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。
早いものでもうすぐ6月、半年が過ぎようとしています。年初の計画は実行されていますか?私は今年こそ一緒に働く仲間をつくろうと思っています。
中古車屋は毎年3月~4月頃、年度末辺りが特に忙しくバタバタですが、ひと段落しましたので人探しをしています。美人で気立てが良く愛想があり!いつもニコニコ!元気ハツラツな女性は居ませんか?(←あ!自分の嫁だわ (笑)
7年前の「はら新聞」早いですね、もう7年が過ぎました。思考は現実に成る。です。🙋🏻♀️🙆🏻♀️ 笑
なぜ、はたらくのか?
自分が成りたいように、働ければいい✨ 人のために働ければそれでいい✨
元気出してどんどん、働きましょう❣️
今日も私の note を読んでいただき、ありがとうございました♪
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