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お昼寝の長さは15分から30分未満がいい!
前回、人の体は1日2回眠る仕組みで、2回目の睡眠が「13時〜15時」頃にあたるとお伝えしました。
日中にもし眠気を感じたら...
長く仮眠をとりすぎないことが大切です!
仮眠は「14時までにとり、仮眠の長さは30分未満に抑えるのがおすすめ」
です。
#15分以内の昼寝がいいという意見もあります
#また昼寝の最適な長さには疲れ具合などにより個人差があります
14時までに仮眠をとった方がいいのは、14時以降に寝てしまうと眠気を引き起こす物質 (睡眠物質) がなくなり夜、寝付けなくなってしまうからです。
そして、なぜ30分未満の仮眠がいいのか?
これは昼に寝過ぎてしまうと夜の深い眠りの時間が減少してしまうからです。
夜の深い睡眠中には様々なホルモンが分泌され、そのホルモンの影響で昼の睡眠よりも夜の深い睡眠の方が高い疲労回復と再生効果があると言われています。
#「長時間の仮眠をすること」と「死亡率が増加すること」には関係があると研究で示されている!!
#これは夜の睡眠の質が低下し再生過程が十分に行われないことが原因と考えられています
また、30分以上寝てしまうと、深い眠りの段階に入ってしまうので起きてから頭がぼーっとしてしまいます。
#私も仮眠をとりすぎてしばらくダラダラ寝てしまったりぼーっとしてしまったときがありました笑
では、30分未満の昼寝にするために工夫できることは何か?
次回お伝えいたします!
参考:Christian Benedict, Minna Tunberger「Sleep, Sleep, Sleep」
林 光緒、堀 忠雄「午後の眠気対策としての短時間仮眠」