これから書きたいこと
noteへの投稿を始めるにあたって、「今、何を書きたいのか」自分自身の中でそこをはっきりしておきたい。
一言で言うなら、性的視点から見た男女の向き合い方について考えを進めるが、それも主に、女性性を思索の中心に置いて連載的に書いていこうと思う。
ここで、ある国際的調査の結果に触れるが、「性生活の満足度」と「SEX頻度(週に1回以上の割合)」においては、ヨーロッパ、アジア、アメリカやその他の調査対象国の中で、日本はどちらの項目でも断トツで最下位とのこと。
SNS等への書き込みを読んだり、直接女性から話を聞く機会がある中でも、確かにそうなんだろうなーという印象を持つことは多い。
日本人で、日常から性的な充実感を得られている大人は、男女共に非常に少ないのかも知れない。
女性の側からの性的充実度…などと言うと、つい最近までは「触れるべきでないこと」としてタブー視されてきた。
しかしその流れは大きく変化しつつあり、女性のセルフプレジャーや女性器そのもののケアなどが、あらゆる媒体で積極的に取り上げられることも今や増えてきている。
それでもなお、性的充実度に不足を感じている、特に40代以降の女性はまだまだ多いのではないだろうか?
なぜ40代以降なのかは次の機会に触れるが、この投稿が、そのような不足を感じている多くの女性たちにとって、自身の性と向き合う上での何らかの糸口になれば嬉しい。
また男女の向き合い方については、家庭や職場において、あるいは社会全体で、男性側の価値観からのみ語られることが多かったかも知れない。
そのようなこれまでの価値観から一旦離れ、女性中心の視点からの男女の関係を考えるきっかけになればいいなと思う 。
なお、筆者自身は男性なので、男性に向けてお伝えしたいテーマにももちろん触れる。
それでも…
この投稿を貫く芯はあくまでも女性の性の充実である。
今の時点で取り上げていこうと考えるテーマは、日本人の性意識、性交渉での男女のエネルギー交流、大人の恋愛事情、女性器の神秘性や女性の女神性…等々であるが、それら以外でも書き進めながら気になるテーマには目を向けていく。
これらの題材は、主に自身やパートナーとの体験がその根底にある。
冒頭に書いた趣旨から離れずに、多くの大人の女性に共感してもらえることを期待しながら、前書きとする。