人生を豊かで健康にする整体と「減薬」
1. 治療しても「治らない」
「ずっと薬を飲んでいるのに、なかなか良くならない……」
「病院を変えても、整体に通っても、また同じ症状が戻ってくる……」
そんなふうに感じたことはありませんか?
このように聞かれると、 あなたはもしかして
「 痛み止め何か飲んでても良くならないのはわかってる。でもマッサージや鍼をしても すぐに痛みは戻ってしまう。
結局、その場しのぎだが、忙しくて仕方ない」
長年の痛みや不調に悩む人の多くは、
いくつもの治療法を試し、
いくつもの薬を服用しながら、思うように改善しない現実と向き合っています。
そして、気づけば 「いつまで飲み続ければいいのか?」
という疑問すら持たなくなってしまう……。
でも、ちょっと立ち止まって考えてみましょう。
その薬は 「今でも十分満足を得る効果」を感じていますか?
そのマッサージは 「通い続けることが目的」 になっていませんか?
「治る」とは、本来、あなたの身体が 本来のバランスを取り戻すこと。
そして、薬の本来の役割は 「期間限定の助け舟」 です。
私たちの体には、目には見えない神秘的な力が備わっています。
2. 「助け舟」か「鎖」か
薬は決して悪ではありません。
時に命を救い、回復を助け、必要なときに適切に使えば
大いに助けてくれます。
しかし、薬は本来、期間限定のもの。
風邪薬や抗生物質なら「〇日間服用してください」
と明確な期間が示されます。でも、
慢性的な痛みに対する薬や精神安定剤、生活習慣病の薬などはどうでしょう?
「ずっと飲み続けるしかない」と当たり前のように思う。
「飲まないと悪化するかもしれない」と怖い。
こうして、薬は一時的な助け舟ではなく、
鎖のように心と体を縛る存在 になってしまうのです。
そして厄介なのは、「飲み続けること」が目的になると
副作用の影響にも気づきにくくなることです。
ここまで聞いて、あなたは
「 確かに長いこと薬を飲んでいると、だんだん効かなくなるように思う。でも明日も明後日も仕事があるし、どうすることもできない現実がある。」
「 そんなこと言うなら、薬に頼らない方法を教えるべきじゃないか?」
3. 体を取り戻すという視点
「悩みの根本は、薬や施術では解決できません」
身体は、本来、「バランスを取る能力」 を持っています。
たとえば私たちの体が
「いつも健康でいるために自動的に頑張ってくれる仕組み」
寒いとき
体が震えるのは、筋肉を動かして熱を作り出し、体温を上げるためです。
暑いとき
汗をかくのは、その汗が蒸発するときに体の熱を奪ってくれるからです。
病気のとき
熱が出るのは、ウイルスや細菌をやっつけるために体温を上げているんです。
ケガをしても、傷はふさがり、元の状態に戻ります。骨折してしまったとしてもです。
ホメオスタシス(生体恒常性)と言います
生まれながらにして持っている
「バランスを元に戻す力」が働いているのです。
これが本来の「治る」というプロセス。
でも、薬を長く使い続けるとどうなるでしょう?
鎮痛剤は、神経に働きかけて、脳の感度を落とします。
胃薬は、胃酸の分泌を減らし、胃の不快感を 和らげてくれます。
精神安定剤は、幸福感を作り出し、不安を和らげてくれます。
本当に「治った」とは「体を取り戻すこと」。
それは、症状を抑えることではなく、
「あなたの体が本来持っている回復力を、
もう一度目覚めさせること」 に他なりません。
4. 氷水の熱取り
痛みは炎症の一部として発生します。
炎症とは、体がダメージを受けたときに、その部分を回復させるための反応です。
腫れたり、熱を持ったり、赤くなったりするのはそのためです。
しかし、慢性的な痛みが続くと、この炎症が過剰になり、
逆に体に負担をかけてしまうことがあります。
ここで、薬を使うかどうかの選択肢が出てきます。
痛み止めの薬は、神経の働きを鈍らせて
痛みを感じにくくする作用がありますが、副作用が伴います。
例えば、長期的に服用すると胃腸の活性を妨げ、栄養不足になります。
肝臓や腎臓に負担をかけ、解毒機能が低下するリスクがあります。
そこで、おすすめなのが 「氷水の熱取り」=局所冷却 です。
氷水の熱取りのメリット
炎症を抑える:痛みの根本原因である炎症を鎮める。
神経を落ち着かせる:痛みの伝達を抑え、負担なく鎮痛できる。
副作用がない:薬とは違い、身体に負担をかけず、安全に使える。
冷却には「氷のう」を使用するのがおすすめです。冷やすことで血流を適度にコントロールし、炎症を抑えながら痛みを軽減します。
氷水の熱取りの方法
冷やす時間:1回につき 10~30分程度 を目安にする。
冷却する部位:痛みのある部位に直接当てる。
注意点:腹部や動脈の近く(首、脇の下、そけい部など)は冷やしすぎると体温低下のリスクがあるため避ける。
「痛みがある=すぐに薬」という発想ではなく、薬に頼らない方法に挑戦しましょう。
目標を設定し、良いルーティンを選択
私たち人間には、目標を設定し、計画を立て、毎日小さなことに取り組める能力があります。
これは、他の生き物にはない 人類の持つ「最強の武器」 です。
「良いルーティン」を選ぶことは、未来の自分の健康への投資です。
悪いルーティン は、短期的には楽かもしれませんが、時間とエネルギーを奪い、将来的な健康を損ないます。
良いルーティン は、日々の積み重ねによって、確実にあなたの健康を向上させていきます。
もしあなたが今、「痛み止めや湿布を習慣的に使っている」としたら、 「氷水の熱取り」 を試してみてください。
そして、より大きな視点で 「自分の健康のためにどんなルーティンを持ちたいか?」 を考えてみましょう。
あなたの時間は有限です。
目標を決め、良いルーティンを選び、集中して目標を達成していきましょう。
あなたの未来の健康は、今日の小さな選択の積み重ねで作られます。
今日から、今から 小さく始めてください。365日目には目標を超えた効果が現れています。
こんにちはRICEです。
今回は薬と健康でした。
患者さんによっては薬をやめたいが、
医師が気をわるくするから相談できない。と
何もせず薬を受け入れる方も多いですね。
医師とは気軽にコミュニケーションをとって、
なんでも相談できるように健康診断とかで
練習しておくのがいいですよ。
最後までご覧いただきありがとうございます。
あなたの明日が最高の日になりますように。