花粉症が嘘みたいに消えちゃった話①発症〜ピークまで
まえがき
お正月も過ぎて、そろそろ準備しておこうかな…
と思ってる人も多いのでは。
2月中旬くらいから、ジワジワ来るアレ…
花粉症。
ここでは、たまたまの副産物ではありますが
かなり重症だった花粉症が、
いつの間にかさっぱり消えてしまった記録をつけておきます。
ひどかった様子を知っている友人や、今悩んでいる人に
「どうやって治ったの」と聞かれることが本当に多いので、
これ読んで!と渡せる資料の役割を持たせつつ。
長くなったのでいくつかに分けて書くことにします
中2で発症、20年ほど苦しんだ毎年の春
忘れもしない、中学2年のある春の日
ほんとうに突然!ある日突然。
目頭が猛烈に痒くなり、数日経ってもおさまらないので眼科を受診したところ、アレルギー症状が認められると。
後日あらためてパッチテストを行ったところ、スギに反応し
まぎれもない花粉症デビューとなったのでした。
年々ひどくなる症状
それから毎年「あ、来たな」と分かると眼科に通って、
目薬を処方してもらうように。
が、しかし…
年を重ねるごとに、どんどん鼻もムズムズしてくしゃみが止まらず
鼻水は出るのに、中が詰まって空気が通らないという苦しみが加わっていき。
大学を卒業して就職した頃には、
スギだけでなくヒノキとハウスダストにも反応するようになっており、
目・鼻・耳・喉、首から上の粘膜すべてに猛烈な痒みが現れ
クリニックで「これ以上強いのは無いよ」と言われた薬を服用していても、
涙・くしゃみ鼻水鼻づまりに苦しみ、
ろくに呼吸ができず眠れない日々を送っていました。
特に、耳の奥と喉の奥のかゆみは、手が届かないため只々耐えるしか無く、
本当にストレスでした。
ある夜、鼻詰まりと喉の荒れで呼吸できる器官が塞がりそうな時と
眠気の限界が重なり、本当に呼吸困難で窒息しそうになり
一人暮らしの恐怖を味わいました。
春という季節がほんとうに嫌で仕方なかった。
せっかくのポカポカ陽気に布団も干せない、
3〜4月のピーク時は、
まず朝起きあがったそのままでくしゃみと鼻水の嵐が始まり
(モーニングアタックと呼ばれるやつ)
会社から帰宅しても、帰宅直後とお風呂上がりにまた延々と。
(鼻セ◎ブ1箱が1日持たなかった)
もちろん日中の会社でもひどいものでした。
「その花粉症、治しなさいね」
夫の両親に結婚のご挨拶に行ったのが、これまたタイミング悪く春先でした。
神戸オリエンタルホテルでド緊張しながらのお食事。
早めに到着しておいて、まずお手洗いでもう出ないとなるまで鼻をかんでおき、目薬をさし、目と鼻周りのメイクを直し、
(効いてる実感はなかったけど)薬の服用タイミングも考えて挑んだものの、鼻声まではごまかせず。
風邪ではなく花粉症なんです、すみません。
と伝えたところ…
初対面の義母はニッコリと貼り付けたような笑顔で
「別に結婚には反対しないけど、その花粉症、治しなさいね」
と言い放ったのでした…
もちろん当時の私は、この花粉症とは一生の付き合いだと思っており
「治せるもんなら1秒でも早く治したいわ!」と毒づいていました。
しかし数年後。
「お義母さん、ごめんなさい。治りましたわホホホ」
と心の中で懺悔することになるのでした。
②へつづく。