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ハタイクリニックの想い出~アーユルヴェーダ(後編)


アーユルヴェーダのトリートメントを受けた人ならご存じだと思いますが、施術前に問診があります。

まず、クライアントは問診票を渡されて健康状態や普段の生活について記述して、その結果に合った施術を施術者が考えてくれます。

アーユルヴェーダでは下記の3種類の体質に分けています。

1)ヴァータ(好奇心旺盛で活動的、創造的、やせ型、心配性など)
2)ピッタ(中肉中背、情熱的、知的、正義感強く怒りっぽいなど)
3)カパ(骨太、丸顔、持久力あり、物静かで忍耐力ありなど)

👇参考資料:自分の体質を調べることが出来ます。


ハタイクリニックに行く前に3カ所くらいアーユルヴェーダサロンで問診を受けましたが、どこへ行ってもパシールの体質はヴァータだと言われました。

ところが、ハタイクリニックではカパの診断を受けたのです。

問診票は何処も同じような内容だったのですが、ハタイクリニックでは幡井先生が脈診をして患者の体質を判断していました。


~診察室での会話~

パシール:あの、他の所でヴァータと言われて今まで其のトリートメント方式でやっていただいたのですが…。

と言ったところ、もう一度パシールの脈診をして、

幡井先生:いや、カパだな。


インドやスリランカなどでは、本格的なアーユルヴェーダの施術はクリニックで受けるのが普通で、必ず専門のお医者さんが患者の脈診をして体質を判断していると聞いています。

また、健康維持にとどまらず、アーユルヴェーダを受ける人たちは、ガン、精神疾患、アレルギーなど西洋式の医療に希望を持てない人たちが好む傾向があるようです。

ただ、前編で述べたように、当時の日本ではアーユルヴェーダのクリニックなど皆無に等しく、脈診が出来るのは幡井先生だけでした。


その脈診でカパという診断を自信を持ってされたとなると、ヴァータは、ただの思い込みであり、パシールは本来カパなのに、仕事や生活に追われてヴァータに変身していたのかもしれません。


その後、何度かハタイクリニックで施術は受けたのですが、思ったような結果は出ませんでした。

恐らく食事制限や生活スタイルなど、怠け者のパシールには出来ない事が多くて、負担になっていたと思います。

高価な本も買い込んで暫く勉強もしてみましたが、日本で此れを続けるのはムリだと判断し、アーユルヴェーダの世界から離れて行ったのです。


それから月日は流れ、昨年の、ある日のこと。
ふと、幡井先生は今どうしておられるのかと気になりました。

ネットで調べてみたところ、幡井先生は2010年2月10日に91歳で亡くなられていました。

【お悔やみ】日本におけるアーユルヴェーダの功労者・幡井勉先生ご永眠 | ヨガジェネレーション yogageneration (yoga-gene.com)


そして、現在のハタイクリニックは3人目の先生が診断等をしておられるようです。


ハタイクリニックについては、自分の記憶が曖昧にならない内に記しておこうと数年前から思っていました。
で、今回書けて良かった~~(^^♪🎊

祐天寺で本格的なアーユルヴェーダを受けた思い出は忘れません。そして、ユニークな幡井先生も幡井先生の奥様が作られていた美味しいジンジャーティーも°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°。

もしスリランカかシンガポールあたりに旅行に行く機会があれば、また本格的なアーユルヴェーダの施術を受けたいと思います。

以上🌼🌸🌻

美しいですね🌼正しく命の輝きです🌈noteを始めて1周年だそうです👏👏

癒しの植物図鑑🌈プロのメラマンが撮っているようです✨🦋🌈👏😸🐦

手作りの茅の輪があるのですねΣ(・□・;)香りも良さそう🎶

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