「なんで僕に聞くんだろう。」を、読みました。
「ウソをつかないで書く」ことを心掛けているという幡野さん。それは、自分の生き方に「ウソをついていない」ということ。
それが出来ている人が少ないから、幡野さんの言葉に惹かれるのだろう。
「ウソをつかない」ということは、「自分に正直に生きる」ということ。
「正直に生きる」とは、本能のままだったりわがままに生きるのではなく、必要な知識を持ち、経験(失敗や批判)を重ねても、恐れず前にすすむということ。
「恐れず前にすすむ」とは、出世やお金持ちになるってことじゃない。「自分が生きやすい世界」をつくること。そのための、発信や、理解者をつくるための、努力をすること。
幡野さんは、それを心がけてきた人なのだろうなぁと感じる。
だから、読んでいて、ときに僕自身の隠してるずるい部分とかが、幡野さんの真っ直ぐな言葉にちくちくと疼き、はっとさせられることが多い。
読み終わって、脳内が、余分にまとった脂肪分とかがとれて、美顔エステですっきりした顔立ちの人みたいになってます。(美顔エステやったことないけど)
書き留めて置きたい言葉がたくさんありました。このうちの一つでも、思い出せるように過ごしたい。
コミュニケーション能力の高い人とは、知らないことについてちゃんと知らないといえる人。相手の言葉に耳を傾けられる人。
なにかを否定すると、自分の可能性も狭めることになる。
穏やかな人生を送ることというのは、心のありかたや、考え方次第だとおもうよ。気楽に生きようと思えば、気楽です。
ちくちくとはっとしました。
忘れそうになったら、すぐ思い出せるように、ここにも書いて置きます。