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【ゲーム紹介】アクションゲーム疲れを感じている方へ。ボードゲーム感覚で遊べるRPGのススメ【For The King】

こんにちは、みどりぶです。

今回はFor The KingというRPGゲームを紹介。

最近アクション/シューティングゲーム疲れがすごかった自分にとって、
ターン制でボードゲームのようにゆるやかに進行していくゲーム性が癒しであったと同時に、
地味でありがなら緊張感もあり、仲間と戦略性を考える楽しさを満喫でき、
最高のゲームに出会えたなという気持ちです。

王国の秩序を取り戻す冒険へ For The King

マップ上には都市や敵、
イベントが発生するマスなどが点在

本作は六角形のマス目上のマップを移動するボードゲーム要素と、コマンド形式で敵と戦うRPG要素を合わせたボードゲーム形式のRPGです。

対応機種は
Steam
Epic Games Store
Xbox One
Xbox series X|S
Nintendo Switch

3つのジョブを選択し、マップ上に点在する町や都市で装備やアイテムを集めたり、
ダンジョンや敵を倒してレベルアップを目指したりお金を稼いだりレア装備をゲットしたり、
運次第で結果が変わるイベントマスにあえて踏み込んでみたりして、
最終目標のクリアを目指します。

ソロで3人のキャラクターを操作して遊ぶのはもちろん、1プレイヤー1キャラクターで最大3人で協力プレイをすることもできます。

ここからは具体的に本作の魅力を紹介していきます!

魅力1:何が起こるかわからない!出た目の数で運命が決まるボードゲーム形式

1つ失敗しているので4マス進める

このゲームの大きな特徴ともいえるボードゲーム要素。今作ではさまざまな場面でコイントスによる運が試されます。
何をするときにも基本はコイントスが行われ、
複数枚のコインのうち、表が出た枚数によって行動の結果が変化します。

例えば、マップ上を移動するときには、表が出た枚数によって移動できる距離が決まります。

イベントマスに入ったときも、バフ効果を受け取るかダメージを受けるか、はたまたお金を失うか、コイントスの結果次第です。

3分の1しか成功せず…

戦闘をするときにも、表が出た枚数によってダメージ量や異常の付与結果が変化します。

ミミックは4分の3が成功。
結構ダメージが痛い。

これは敵側も同じで、敵の攻撃をどの程度くらうかは敵のコイントスの結果で変化します。

このコイントスによるゲーム進行のランダム性が
通常のRPGにはない今作の特徴であり、何が起こるかわからないワクワクを生み出しています。

ただし、ここだけ話していると「それって結局、運次第ってこと?」と思ってしまうのですが、運だけではない戦略性を生み出す要素も存在するのです。

魅力2:運だけじゃない!戦略の幅を広げるフォーカスポイント

フォーカス1ポイント使用で1枚確定で成功

フォーカスポイントは、キャラクターによって複数ポイント所持しており、
上記のようなコイントスを行うとき、1ポイント消費することでコイン1枚を確定で表にすることができるシステムです。

例えば、戦闘中に「この攻撃は確実に決めたい!」というときに、フォーカスポイントを消費して成功率をあげることができます。

フォーカス使って確実に手に入れるか。
運試ししてみるか。

他にも、イベントマスで良い効果が出る確率を少しでも上げたいときに使用することもできます。

便利なフォーカスポイントですが、1度消費するとアイテムを使ったり町やキャンプで休んでフォーカスを回復するまでは再度使用することはできなくなるため、闇雲に使うのではなく使いどころを考えながら進む必要があります。

私の体験で、ダンジョンに向かう最中のイベントでフォーカスポイントを消費しきってしまった結果、ダンジョン内の戦闘中に攻撃が通じなくなって危なくゲームオーバーになりかけたことがありました。

ジョブによってはフォーカスポイントを一定確率で回復できたりもしますが、ご使用は計画的に…。

魅力3:それぞれの特徴を生かした戦略を仲間と考える楽しさ

ダンジョンだと連戦になるので立ち回りが重要

私個人が感じた楽しさとして、
マルチプレイで仲間と話し合って戦略を決める楽しさがあります。

決まれば一撃が大きい剣や鈍器、全体攻撃や回復が得意な魔法系武器、バフが得意な楽器、クリティカル率の高い弓など、さまざまな武器や技がある中で、どんな武器でどんな戦略で戦っていくかが重要になってきます。

この装備なら魔法に特化した学者につけたい

もちろん一人でガッチガチにパーティ構成を考えるのも楽しいのですが、
私はマルチプレイで以下のようなやり取りをしたときのワクワクが印象に残りました。

あの敵、体力が少ないから最初に倒したい。
あの体力なら全体攻撃でも倒せるか。
いや、単体攻撃で確実に仕留めていこう。
倒せたけど俺がやられそう…。
あの敵の行動順が早いから、アイツは俺がスタンさせる。
そのあと俺が回復魔法を使うよ!

パーティの持ち合わせた手段を、それぞれの特性をフル活用して、
いかにして敵を倒すか。いかに生存するか。
これを考えている時間が最高に楽しかった!

これは複数キャラクターをすべて一人で操作できるソロのRPGゲームでは得られない体験でした。

コマンド形式のRPGをやっていたときに
「俺は勇者はいいからヒーラーだけやっていたいな」
「結局全員太刀とか大剣に落ち着くんだろうな…」
「プレイヤーそれぞれが異なるジョブで協力しながら戦えるRPGとかないのかな」
と思っていた自分にとって、このゲームが魅力的に思えた一番のポイントだったと思います。

その他 良かった点/人を選びそうな点

その他、良かった点は以下の3点です。

  • オンラインでもオフライン(おすそわけプレイ)でもプレイでき、ボードゲーム感覚で友達と集まってワイワイ遊べる。

  • ゲームモードは複数用意されていて、それぞれ異なるストーリー/ルールで遊べる。

  • 難易度が変更できる。
    最初はイージーがおすすめ。

  • 途中セーブして中断が可能。
    コツコツと進められる。

  • ゲームを進めるとロアポイントなるものが手に入り、消費することでジョブを増やしたり、ゲーム内で手に入る装備や発生するイベントやショップを増やせる。

また、ここは人を選びそうだと思った点は以下の2点です。

  • 1ゲームのクリアに2~3時間はかかる。
    もっとかかる場合も…。

  • ゲームオーバーでそのデータは消える。次回は最初からスタート。

  • 1回で最後までクリアできる難易度ではない。繰り返し遊んでロアポイントで進めやすくするのが重要。

アクティブにいろんなゲームをやっている人や、
ゲームになかなか時間を取れないけど短時間でクリアしたいような人には厳しいかもしれません。

まとめ

強い。でも装備すると可笑しくて笑っちゃう。

以上、For The Kingのゲーム紹介でした。

最近ボードゲームカフェに行って遊んだのが楽しくて、
そういえば前にボドゲっぽいゲーム買ったな、と思い出したのでやってみたのですが、これがほんとに良いゲームでした。

一人で何もかもできちゃうわけではなく、
それぞれ特徴を持ったキャラクターで協力して冒険する楽しさが個人的に一番刺さりました。
テーブルトークRPGとか、まさしくこんな感じなのだろうか。
だんだん興味が湧いてきた。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!

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