自動運転EVバスに乗って周南市を巡る。 徳山動物園の新しいライオンカップルに会って来た。
※この記事は周南市の魅力を伝える市民ライターとして発信しています。
県外の横浜から時々周南市に滞在する身としては、その期間に充実した周南ライフを思い切り楽しみたい。
今回の滞在は2024年12月でした。盛りだくさんに楽しんだある1日をご紹介しましょう。
珍しい自動運転EVバスが徳山を走る。
取り付けられた10個のセンサーにより、無人で走る電気バス。11月1日から12月20日から実証実験が行われレベル2で走行していたので、運転手さんが乗車されていました。
徳山駅から動物園前を回ってまた徳山駅へ戻って来る無料体験バスです。途中で市役所前での停車があります。
珍しいから是非乗ってみたい。そのコースに沿って遊ぶことに決めました。
まず徳山駅前8番乗り場から乗車します。
自動運転EV車の動力は電気です。環境に優しい小型バスで定員は10名でした。静かに走る車内の表示は、英語、フランス語、スペイン語等が併記されています。
フランス製なので外国語表記があるのだそうです。何だか外国の未来自動車に乗ったような不思議なワクワク気分になってしまいました。
市役所前で停車しました。私はここで降ります。実は市役所に用事があるのでした。
市役所のしゅうなんシビックマルシェで心浮き立つ。
市役所前通りは背の高いイチョウの樹が黄金色のグラデーションで輝いていました。
ここの建物内のシビックセンターで、市民ライター仲間の『みまきや』さんのマルシェ、《しゅうなんシビックマルシェ》が開かれていたのです。
会場のシビック交流センター2階の交流室は明るくて広い部屋でした。色んな種類の手作り手芸品や、彩り鮮やかなフルーツサンドイッチなど、各ブースを見て回るのも心が浮き立つようでありました。
周南市だけでなく他の市からの作家さんや生産者が集まっておいでで、“美味しいもの,可愛い雑貨の楽しい販売会”でした。
みまきやさんのnoteアカウントはこちら
さて、マルシェ会場に別れを告げて花畠町を歩いて行くと、左手に県立徳山高校が見えてきます。
この道路を挟んだ反対側の右手に、徳山に来たらかならず行くお目当ての食事処《鐘楼亭》があるのです。
鐘楼亭の鮨定食に舌鼓を打つ。
ランチ時間は並びますが、待ってでも頂きたいお食事はお鮨定食。いつもの期待通りのお味、握り鮨にうどんや茶碗蒸しも付くボリュームでお腹いっぱいです。
食後は、お腹ごなしに散歩に出発。歩いて10分の距離に次の目的地徳山動物園があるのです。
さぁ、初めて会うライオンのリントくんとコウメちゃん、どんな若者達でしょうね。
若ライオンのリントくんとコウメちゃんはもう仲良しになっていた。
リントくんが2024年7月に、コウメちゃんが10月に来てくれました。共に九州自然動物公園産まれです。
嬉しい驚きは、2匹がもう仲良く同居していたことでした。同居お試しが11月からで、私が訪問したのが12月でしたから、同居開始1ヶ月経ったばかりでした。
動物の雌雄にも相性があって、同居がいつも上手くいくとは限らないそうです。
それがリントくん5歳とコウメちゃん4歳は、初対面からお互いに好意的だったとか。
特にリントくんは優しい性質で、飼育員さん達は彼が怒ったのを一度も見た事がないのだそうです。
コウメちゃんにもとても優しくて、コウメちゃんは伸び伸びとリントくんに体当たりしたりして遊んでいるのだとか。
私達見物客にも、とても愛想の良い2頭でした。
檻のすぐ近くまで来てくれるので顔も良く見えます。
2頭とも大きな猫の表情をして、檻のすぐ傍まで来てくれました。こちらをじっと見つめ返してくれるのでそこから離れられません。いつまでも見ていたい。
実は2024年4月に、先住の長寿ライオンのモイカが亡くなって、ライオン舎は空っぽになっていました。
(モイカの奥さんのシジミは前年に亡くなっています)
お別れ会に参加してきた時の記事はこちら。
でも今はこんなに仲良しの若いカップルが入ってくれたので、ライオン舎は活気あふれる明るい雰囲気に満ちていました。
仲の良かったモイカとシジミのように、新しいカップルもずっと仲良く暮らしてくれますように。
やっと会えた、遠く離れた横浜の親戚のオバちゃんの気分で、しみじみと2匹と対面したのでした。
いつまでも見ていたいけど、帰りのバスの時間があります。帰りもEVバスで終点徳山駅まで行くのです。
動物園入り口前からまたEVバスに乗って徳山駅まで帰る。
県外から来ると、いつも驚きと喜びのある周南市。周南市は私が生まれ育った防府市の隣という事もあり、故郷同然の土地です。故郷で深呼吸すると懐かしい喜びが体中に満ちる気がします。
・珍しいEVバスに体験乗車する。
・市役所前で停車してしゅうなんシビックマルシェに参加する。
・鐘楼亭でランチする。
・徳山動物園でライオンのリントくんとコウメちゃんに挨拶する。
を全部叶えた1日でした。
実は横浜に帰ってから、リントくんとコウメちゃんが更に仲良くなったというのをXでの徳山動物園公式の投稿で見ました。
2025年の目標は徳山動物園年間パスを持つ事!
この写真を見て、今年の目標が決まりました。
次回周南市へ滞在する時は、真っ先に徳山動物園年間パスポートを入手すること。
何回も通って、ライオンカップルのリントくんとコウメちゃんを心ゆくまで眺めて過ごすのです。