チャンスに順番はある?「ぷえん」と「ぱおん」の話。
ぴえん超えて、ぱおん。
今若い世代の間で流行っているこの言葉。テレビでもよく耳にする言葉。
私は、この言葉にはある教訓が隠れているんじゃないかと考えています。
それは、「規則通りに順番が回ってくるなんて思ってはいけない」ということ。
ぷえんの悲劇
ぱえん、ぴえん、ぷえん、ぺえん。ぽえん。
このように考えると、本来、ぴえんを超えたら、ぷえん。
もし自分がぷえんなら、「ぴえん超えて」と言われたらこう思います。
「次は私の番だ。私も時代がくるぞ。」と。
ぴえんがチヤホヤされた時点で、ぷえんは嫉妬でどす黒いものに覆われていたかもしれません。
なんで自分じゃないんだよ。と。
でも、いつか、自分にだって時代はやってくる。必ず超えてやるんだ。
そんな風に思っていたかもしれない。
そんなぷえんの決意も虚しく、まさかの予想外。世の中はぷえんには見向きもせず、ぱおんを選んだ。
ぷえんは激怒した。
順番通りに選ばれるとは限らない/ぷえん
順番が必ずくる。ぴえんを超えた先には必ず、俺がいる。みんなが俺の魅力に気づくんだ。
そんな風に思っていた矢先、眼中になかった「ぱおん」が選ばれた。
え?おまっ、お前、系列違うじゃん!!「○えん」に「○おん」が何しゃしゃり出とんじゃあ!!
ぷえんは天を仰いだでしょう。
ぺえんもぽえんも、それを脇目に、ぷえんがいってくれたらその次は・・・と、段階的に順番を望んでいた自分の欲を必死に隠そうとするかもしれない。
選ばれるものは規則なんて順番なんて関係なく、不規則に、人が惹きつけられるものから選ばれるのか。
ぷえんは赤面した。
畑違いだなんて関係ない/ぱおん
順番通りにチャンスがやってくるとは限らないから、順番待ちしたり安堵感を持ったりするとぷえんの悲劇が起こる。
だからこそ、常に、ぱおん体勢でいたい。ここに自分が選ばれるわけない、自分は戦力外だ、と思わず、思いもよらないチャンスを信じて、人に気づいてもらう努力をする。
自分が入りたい世界が今の自分にそぐわないように思えても、自分は浮いているかもしれなくても、思いのほか、チャンスは開かれているかもしれない!
ぴえん超えてぱおんが、自分にも起こる。
ぷえんになるかぱおんになるかは自分次第。
P.S 友人と電話している際に、友人から「どうしてぴえん超えてぱおんなんだろう」という一言が飛び出しました。そこから私は、ぷえんに少し情が移ってしまい、この記事を書くに至りました。ゆるっと生まれる何気ない会話の中にも、自分の中で新しい視点を持てることがあるからすごく大切だなと思います!ぷえんに光を当てられてよかった。
最後まで読んでくださってありがとうございました!💟
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