見出し画像

ふと思い出す過去の後悔は、自分への抜き打ち追試。〜前とは違う、別解をしよう!

最近ありがたいことに、初対面の尊敬できる方とたくさん会話する機会に恵まれていて。

一つの良い縁が、広がって繋がって、新しい良い縁を呼ぶのだなと、感謝感謝で実感しています。

そこで、自分のことを相手に伝えたり、相手のお話から自分のことを考えるための前準備として、ノートに過去の出来事の振り返りを書き込む時間を作るようになったのですが...

お風呂で宣伝会議賞の課題について考えていた時に、ふと、頭の片隅にしばらく置いていた出来事を思い出しました。

今思うと、「私の考えは間違っていた!」と強く思う大きな後悔で、ここに記しておきたいなと思います。

ボランティアの募集

私は通信制の高校で、高校二年生の時からずっと大学受験に向けた勉強のみを学校では主にしていました。ほとんどそのほかの行事といえば、年に二回、三泊四日のスクーリングという泊まりの行事があるのみで、とにかく大学への準備の時間として学校に通っていました。

そんなある日、福島のボランティア活動の募集が届いたんです。被災地の方からお話を聞いたり、お祭りのお手伝いをしたり、交流をする時間。

ボランティア=自発的に参加するもの。誰からも強制はされない、自分次第。

私は、一度、決めました。なかなかできない経験だし、少しでも力になれることがあるかもしれない、絶対に自分の中で新しい刺激を受けられる、やってみよう、と。

参加の紙を提出。ガイダンスにも出席します。

そこで当日、どんなことをやるのか具体的な説明を受けました。

新たに、「子供達と遊ぶ」というお話を聞きます。

私はここで、思いもよらない心の傾き、迷いが生じました。

深く、暗く、沈む思考

不登校になったあの時から身についてしまった、心配や不安が生まれた時にスッと逃げる姿勢を取ってしまう、弱い甘ったれな部分がこの時顔を出します。

急に、怖くなってしまって。私は小さい子に対して、どう接していいのかわからない、うまくコミュニケーションが取れない。自信がない。

楽しくないと思わせてしまったらどうしよう、周りの人にもうまくできない姿をみられたくない、こんな自分が会いに行っていいのだろうか、どうしよう。

と、こんな具合に、どうしようどうしようと、ぐるぐるマイナスな方向へ考えていき。

「自分の不備で相手を傷つけてしまうかもしれないこと、それが怖いようで実は自分ができない姿を誰かに見られることが怖い。」という、本当に今すぐ捨てるべき自意識マイナス思考とくだらない自分のプライドが導いた、小さな不安を拡大化したような大きなモヤモヤが、

最初に芽生えた、「少しでも力になれることがあるかもしれない」「ボランティアを経験したい」という心からの大切な動機を、覆ってしまいました。

消せない後悔

私は結局、先生に正直な理由を伝えて断ってしまったんです。一度決めたことを断念するという無責任なことをしているのに、先生が「大丈夫だって、心配ないよ」と言ってくれたのに、私はここでも変に意地を張ってしまう。

「私は学校で受験勉強していようと思います。」

少し明るめに、そう言った。先生は微妙な顔をしていた。

今思い返しても本当に嫌な自分だった。こうやって、すぐ勉強に逃げる自分。勉強さえしていれば、今はいい、大学に合格するために、大学受験のサポート校である通信制高校に入れてもらったんだから。

勉強さえしていれば、私は何も悪いことはしていない。とさえ思いたがる自分。

先生に、「心配で不安なんです、大丈夫ですかね?」とも言えず「やめる」一番早く事を終わらせられるようにみえて、一番心の中で長く引きずることになる選択に「逃げた」自分。

顔は笑っていたけれど、心の中では悔しくて、恥ずかしくて、情けなくて、泣いていた。いや、顔も半泣きだったかもしれない。

今の私ならどうするか。

今だって、変わらず小さい子と接することが得意ではない。まっすぐに見つめられるとそらしたくなってしまう。不安は変わらない。けれど、うまく会話ができなくても、遊び慣れていなくても、笑いかけることはできると思う。

笑顔って想像以上に人を安心させる。子供とか大人とか関係なく、人は笑顔が大切で、好きだ。私も大好きだ。

難しく考えず、一緒に笑いあう、一緒に同じ時間を過ごす、それだけでよかったのかもしれない。私もまだまだ、子供じゃないか。

やらないことで、すぐに得られるのは安心と後悔、何もない一見楽な時間。

後悔から学ぶこともあるけれど、やったなら、後悔も反省も、自信も、新しい気づきも価値観も見つかったかもしれない。得られるものは比にならないくらい、大きい。

「犯罪以外、人生の中でやってはいけないことは滅多にない」

卒業式の時に先生が言っていた。本当にそうだと思う。


どうしてこの後悔を、あまり思い出すことがなかったのか、それほど自分の中でなかったことにしたかったのかわからないけれど、

今こうしてしっかり思い出して、なかったことにしないでむしろ広げるように記すことができてよかったです。

コロナ禍で、ますます経験だったり人と話して価値観を広げることのもつ力強さを感じられた今、あの時の後悔を忘れずに大学四年間を過ごしたいと思います!

そして、過去の自分がどれだけ嫌な自分でも、今日の自分にとっての反面教師、気合に変えられたら、ありがとうって浄化してあげることも忘れずに。

最後まで読んでくださってありがとうございました!💟


P.S 最近毎日のように聴いている曲 

♪Mr.Children『Brand new planet』

火曜21時から放送中のドラマ『姉ちゃんの恋人』の主題歌。

「新しい星」「新しい『欲しい』」「飼い殺した」「解放したい」

散りばめられた歌詞の言葉選びがたまらない。ぜひぜひ珈琲!

可能星。今なら遅くはない!🌍


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?