子どもの『ネガティブな気持ち』を長引かせないたった一つの方法
【子どものネガティブな発言が耐えられない】
自粛が明けて
学校が始まり2週間目。
慣れない感染対策にややピリピリすることもある環境の変化と
この暑さから
疲れがピークの子ども(先生方も)は多いかと思います。
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こんなことで注意された
これが大変、面倒くさい
ちょっとした『ネガティブな気持ち』を
吐き出してくることもありそうです。
ネガティブな気持ち
誰にでもあるものだというのは
大人だったらなんとなくわかっています。
しんどいわぁ〜
つかれるわぁ〜
面倒くさいわぁ〜
1ミリも思わない人っているのかな?
ただ
子どもの中には
『ネガティブな気持ちを持ってはいけない』と
頑なに思い込んでいる子も多いです。
えー?って思うけど
多いです。
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ネガティブな気持ちを子どもが話してくると
大人はなぜか「そんなこと言わないで頑張ろうよ」と言いたくなります。
大人同士なら
「そうだよね〜」
「あの人は今そう感じてるんだ〜」
と合わせられるのに
対子どもとなると
「なんでそんなこと言うの?」と諭したり
「大丈夫だよーそんなことないよσ(^_^;)」と励ましたくなります。
そこには
大人の
『そんな風に思ってほしくないな』という願いと
『この子が〇〇になったらどうしよう』っていう不安と
その不安を抱えきれるだろうかという責任感
とがある
そんな風に思います。
この子が〇〇になってしまうかどうかは
誰にもわからないし、不安に思っていたようにはならないかもしれないし、
その不安を抱えておかなくてもいいとも言えるのかもしれません。
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人は意識していることをよく目にします
不安を意識していると
不安な状況ばかり気になっていきます
子どものネガティブな気持ちが気になって仕方なくなり
子どもが話してくると
敏感になっているので
『ネガティブな気持ち』を持たせたくない、抱えられない、という思いにまた駆られて
なかったことにしたくなりますよね。
そのまま自然に受け止められなかった
子どもの『ネガティブな気持ち』は
やっぱりこんなこと言っちゃいけなかったんだ…
という
『ネガティブな気持ちを持ってはいけない』『こんなこと言う自分はダメなんだ』という思い込みとして蓄積していく…
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ネガティブな気持ちだけではないですが
吐き出すことで
発散出来ることって多いのかなぁと思っています。
否定も肯定もしなくても
受け入れようとしなくても
「あなたはそう思ってるんだね」
そのひとフレーズでいいのかもしれません^ ^
【これからの社会で折れない心で自分らしく生きる子どもに育つ秘訣を、子どものことばと行動を読み解きお母さんに伝える仕事をしています】