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ニンテンドーDSのゲームとPlayStationのゲームを交互にやると、FF7を2画面で遊んでたように感じてくる

はじめに

 まずは僕の自己紹介からしたいと思う。そもそも僕は平成後期〜令和を生きるゴリゴリのキッズで、ゲーム世代的にはギリギリDSを手に取ったくらいの年齢。だけど、かなりレトロゲー厶というものに惹かれている。

 特にスーファミ・プレステ辺りのRPGにどハマリし、最近のお気に入りはFF4。スーパーファミコン特有のドット絵にこそ価値を感じている厄介オタクで、まあつまり昔を知らないのに「昔は良かった…」って言ってるクソ痛い奴なわけだ。


 そんな僕は、やっぱり世代ということもあって古い世代のゲームハードと同じくらいニンテンドーDSを愛している。最近では最新ハードのSwitchより起動する頻度が高いくらいだ。僕の世界では、ゲームをする時はタッチペンが必要なんだ。そして、画面はいつも2つあった。

 DSは任天堂製の携帯ハードとしては始めて、3Dポリゴンを使用したゲームが登場している。だけども僕はそれだけがあんまり受け入れられなかった。なんてったって、DSのポリゴンは結構荒いのだ。荒い上に画面が小さいので、僕は結構苦手だった。逆に『ポケモン』や『ファイナルファンタジー12 レヴァナント・ウィング』とかのドット絵で描かれるゲームは画面が美しすぎて、ある意味グラフィック表現の到達点なのではないかとまで思っている。

 こんな調子でかなりの偏食であり、本当にDSが好きなのかわからなくなってくるが、この秋、僕はこの弱点をついに克服しようとしていた。そのきっかけはPlayStation用ソフト『ファイナルファンタジー7(FF7)』である。


『FF7』の美術が教えてくれたこと

 『FF7』といえば、言わずとしれた超名作である。ここ最近でもリメイクプロジェクトが進行し話題を呼んでいるが、僕はそんな本作を今年に入ってプレイし始めた。

 Switchにて発売したリマスター版なので、画質は向上していてもファンおなじみのカクカクポリゴンは健在。キャラクターには表情もなく、現代の価値観では少し拍子抜けと言えるかもしれない。だが、本作のグラフィック表現は他のプレステ作品と比べてずば抜けて高いクオリティを持っていた。


 例を挙げて説明しよう。この写真はOP終了後、すぐに見ることのできる画面を映したものだ。ご覧の通り本作は2Dの一枚目の中を3Dポリゴンのキャラクターが動くというつくりになっている。そのため、黎明期の荒い3Dだけを使うより、ダンジョンや街の構造を理解しやすく、またプレステの高い精度により背景画像も美麗なものに仕上がっている。だから、3Dポリゴンの苦手な僕でもこのゲームを満足しながらプレイできた。

 ゲームというのはプレイヤーが楽しむためにあるので、そのプレイヤーが不満なく遊ぶために工夫を入れて作らなければならない。『FF7』はそうした工夫を惜しまずに投入したからこそ売れる作品になったのではないだろうか。


DSの3Dに慣れる

 少し話が脱線してしまったが、要は僕がこの『FF7』のおかげでまだ荒い黎明期の3Dに少しずつ慣れていったということだ。では、DSを相手にしたらどうだろうか。DSはプレステより10年近く後のハードであるため、ポリゴンは若干進化している。特に背景などはプレステの中でも初期である『FF7』と違い、3Dでも充分な表現が可能だ。
 
 僕がDSのポリゴンに苦手意識を持った最大の要因は『FINALFANTASY3』のリメイク版だ。正直、奥行きがあったりダンジョン内でキャラが物に隠れたりするのは勘弁して欲しかった。LRボタンを押さえ込んで、どうにかカメラを動かせないかと悪戦苦闘し、ついに途中で投げ出していたのだ。
 …まあつまり、「ポリゴン荒くて画面見づらいのにカメラの向き変えられないのが嫌」というわがままなだけなのだが…

 だが、今の僕は違う。『FF7』をやったおかげで見えないとこまで目がいくようになった。なぜなら『FF7』もカメラを動かせないから。なので『FF3』の3Dダンジョンというのは『FF7』のダンジョンと仕組みが一緒。つまりどちらも見える範囲に答えが用意されており、見せかけの絵の中をキャラが動いているに過ぎないので、『FF7』をやって仕組みを理解することで「画面が荒い」というまやかしを克服すれば、『FF3』はクリアできます。『FF3』をクリアしたいやつ全員、『FF7』をやりなさい。

おわりに

 つまりここまでの内容をタイトルに繋げると、『FF3』を克服するために『FF7』をやったら両作の共通点を見いだしてプレステとDSがごっちゃになった、ということになる。どうでもいいな!?

 そうして僕は『FF3』を克服したわけだが、でもほかのDS作品が克服できたわけではないので、今回の件は全く解決していなかった。勢いで記事を書くからこうなる。



 なんか、もうなんにも上手くいかなかったので『女神異聞録デビルサバイバー』やります。今のところユズちゃんが可愛い。


 …じゃあもう記事締めるので。なんか、あとがきでもやっとさせてすいませんでした。

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