初対面の人と話すときに、意識することを”ある人のラジオ”で知る
この話は、今から15年以上前の話となります。
私は、当時大学生で、東京で生活をしていました。
私は、田舎生まれというのもあり、
東京の生活は、正直大変だった
思い出しかありません。。。
(とくに満員電車に乗ることや
夏のうだるような暑さなど、
いや~~今考えても、よく4年も東京で生活できてたなぁ~って、
シミジミ感じます。。。)
話は変わりまして、今もそうかもしれませんが、、、
私が大学生のときは関東大震災が
そろそろ起こるのではないか
という情報が多くあって、
一人暮らしの私は、
防災グッズの一つとして、
携帯ラジオを購入しました。
(今とは違い、
携帯電話はスマホではなく、
いわゆるガラケーでしたし、
私のガラケーでは
ラジオを聴くことはできず、
持参しながらラジオを
聴くためには、
携帯ラジオしかなかった。。。)
…なので、最初は防災グッズとして、携帯ラジオを購入したため、
普段は使用せず、家の中に置きっぱなしにしていました。
◇
あるとき、ラジオの乾電池
の残量を確認しようと
久しぶりに電源を入れて、周波数をあわせてみました。
(私は、子供のころから、
超テレビっ子だったので、
ラジオを1度も聞いたことが
ありませんでした。)
東京では、どの周波数でラジオを
聞くことができるのか分からず、
色々周波数をあわせてみると、
80ちょうどで、
ラジオを聞くことができる
と分かりました。
のちに、そのチャンネルが、TOKYO FMと
知ることとなり、これがキッカケでラジオを聴くようになりました。
◇
私は、大学生のときもテレビ大好きだったので、家にいるときは、
朝起きて眠るまで、ずぅーと、
テレビをつけっぱなしの生活を
していました。
しかも、地元と違い
テレビのチャンネルが
10くらいあり、
私は一人暮らしだったので、
自分でチャンネルを選べるし、
最高のテレビ生活でした(笑)
ラジオは、大学に通学する途中に
電車内で聴いていました。
(大学生のときは、
音楽に興味がなかったのと、
当時は携帯のネットのパケット代
が使った分の支払いだったので、
今と違って、
もちろんWi-Fiもないし、
かなり高かったので、
なるべく携帯のネットは
使わないようにしていました。)
◇
私の場合、大学の講義が、
昼から夜にかけての講義が
ほとんどだったので、
自然と、昼から夜に放送されている番組を聴くことになりました。
(大学の講義は、高校までと違い、
基本自分で講義を
選べることができる。
もちろん、必須科目や専門科目
などは必修ですが、
他の講義に関しては、
自分の学部や学科と
関係なくても、受講できる。)
今だから言いますけど、
講義を受講しながら、
片耳イヤホンして、
ラジオを聴いてました。。。
大学の教授の方々、
大変申し訳ございませんでした。
日中の昼間に、TOKYO FM で
流れていたのは、
【坂上みきさんのbeautiful】
という番組でした。
(月~木曜日13時~16時までの3時間番組でした。)
ラジオを聴いたのも、
初めてでしたし、
他の人のラジオも知らず、
坂上みきさんも知らず、、、
ラジオを聴いていました。
◇
正直言えば、
今でも聴くことができれば、
説明しなくていいので、
楽なんですけどね~
beautifulは4年間、
その前も後も聞いていないので、
私にとっての坂上みきさんのラジオは、beautifulしか分からないです。
(今でも、1番おもしろくて、
勉強になるラジオでした。)
私個人の感想ですが、このラジオのことで3つ思ったことがあります。
◇
オンリーワンの、、、
まずは、坂上みきさんのオンリーワンで美しい声です。
これは、実際に聞いたことがあるかないかによりますが、、、
ぜひ、1度は聴いてみて
いただきたいです。
(今では、テレビのナレーションや
コマーシャルでも、
聞くことができます。)
1度聞いたら忘れない、
聴き心地よい声ですし、
真骨頂は、
ナレーションじゃなくて、
やっぱり、坂上みきさん
パーソナリティのラジオ
なんですよね~
本人がおっしゃっていましたが、
ラジオをする際は
車を運転しているときに
聴いているようなイメージを、
意識しているということでした。
◇
話し方が、、、
そして、なんといっても、
プロのアナウンサーさんなので、
言葉のイントネーションや、
話の間などが聴き取りやすく、
基本、一人の進行なのですが、
会話を聴いているような
自然の流れで、声の強弱が
坂上みきさんらしさというか、
人間性がとても出ていて、
聴いていて気持ちいい時間でした。
内容は、音楽・映画・ファッションなどをテーマにしていて、
当時の私は、坂上みきさんの
ラジオを聴いて、映画を観たり、
色々なものに興味をもつようになりました。
◇
〇〇〇コーナー
私が好きだった
コーナーがありまして、
それが、、、
15時からの
ゲストコーナーでした。。。
このコーナーで、
私は初対面の人と話すときに、
意識することを
学びました。
(すべてのゲストが、初対面では
なかったと思いますが、
記憶だと、作家や
ミュージシャン、アイドル、
俳優など
幅広いジャンルのゲスト
だったような、、、)
①情報収集
ゲストとの会話をスムーズに
行うためには、
すごいあたりまえのことですが、
相手のことを
できるだけ調べる、情報収集をすることではないかなぁと思いました。
(経歴だけではなく、ゲストの作品
を観たり聞いたり調べたりして、
準備をされていたような
気がします。。。)
ここが、1番最初のポイントで、
どこまで相手のことを
興味をもって、
知ることができるかかなぁ
と思います。
(業務的であれば、
それなりの経歴だけ
分かればいいと思いますが、
やっぱり相手のことを
関心を持って知ることで、
会話が盛り上がるし、
疑問や質問も出てくる
と思います。)
②ツカミ
つぎに、ゲストとの会話をスムーズに行うためのポイントとして、
大事なことは、最初の”ツカミ”かなと思います。
(ここで、ゲストとの距離感や
会話の内容をどこまで
掘り下げられるかが、
たぶん決まるかなと、、、
実際には、NGな話や
時間が足りないということも
あるとは思いますけどね。。。)
ここからは、私の感覚というか
感想ですが、
最初にゲストに挨拶をして、
経歴について説明をします。
その後に、例えば、直木賞受賞やアカデミー賞受賞、新人賞やデビュー、など、あらゆることで
ゲストを称賛します。
実際、素晴らしい賞ですし、
おめでたいことですね。
大体8~9割の人は、そう言われると『いえいえ、そんな、、、』
と謙遜します。
さらにもう1回、
ゲストを繰り返し称賛して、
最初の挨拶を終わります。
(まれに、称賛されて真に受ける
ゲストは、軽くツッコミを
いれて、場を和ませ、
最初の挨拶を終わらせます。
大体こういうゲストの時は、
終始爆笑で会話が進むことが
多かったような気がします。。)
③観察力
3つ目は、ゲストの会話をスムーズに行うためのポイントとして、
ゲストが、今の話のテーマに対する食いつきやリアクションなどで、
臨機応変に会話を変えるということです。
こっからは、空想です(笑)
特に、初対面であれば、経歴や作品しか情報がなく、人によって、
自分の仕事の話や表彰された話を
したい人もいれば、全く関係ない
芸能人とか趣味の話をしたい人が
いるかもしれない。。。
本来であれば、仕事の話や
表彰の話などを聴くのが
正解なのかもしれないが、
まだ世間一般的に
有名でないのであれば、
どういう人なのかを
認知してもらうのも良いと思うし、
何よりも本人が話したいことを
話すに越したことはない。
(イメージと違った一面や
意外な一面の発見や、
新しいファンができたり、
逆に減ったりしたり、
共感できたり
ドン引きしたりなど、
ゲストの個性を
存分に発揮できると思います。)
いずれにしても、限られた時間の中で、会話が続くようにしなければならないし、話しやすい環境や話が盛り上がるテーマが理想であると思います。
私の記憶としては、いろんなタイプやジャンルのゲストがきても、
いつも盛り上がって楽しい時間だったので、いまになっても、
もう1度聴きたいなぁ~
と思います。
今になって思うのは、事前の準備の大切さかなと思います。
準備をしっかり行えば行うほど、本番に余裕がうまれ、
何よりも、楽しくできるかなと思います。
(わかりやすく、おもしろかったの
が、当時、坂上みきさんは
独身だった、、というのもあった
と思いますが、
特に、若いイケメンが
来たときは、テンション爆上げ
状態で、トークが始まります。。
今にして思えば、
それが”ツカミ”というか
相手との距離を
縮めるテクニックだったのかも
しれないですけどね。。。)
結局、何が言いたいかというと、
携帯ラジオを #買ってよかったもの と言いたい。
#買ってよかったもの