こんにちは、Masamiです。
7月19日に世界的なシステム障害が起こり、航空会社をはじめ、鉄道会社、医療機関、救急サービス、金融機関、警察、メディア放送、娯楽施設などの様々な業界に影響が及んだことが話題になりました。
世界各地で、影響を受けたウィンドウズのパソコンやサーバーを起動しようとすると、青い画面に「デバイスに問題が発生しました」というメッセージが表示されて再起動が繰り返される現象を、ブルースクリーン同時多発事件と表現していたのは、うまい!と思いました (๑´∀`๑)ア'`''
調査の結果、システム障害は、アメリカのサイバーセキュリティー企業クラウドストライク社が、ウィンドウズ向けに提供したセキュリティソフトのシステムアップデートの不具合が原因とみられています。
たった一つのソフトウエアの不具合が世界的に影響を及ぼしたことについて、次のようなことが指摘されています。
✅相互接続されたネットワークの脆弱性
✅大手数社によるITサービスの寡占
大手テック企業の市場独占については、今年3月に米国司法省がアップル社に対して、スマートフォン市場での競争を圧倒しているという理由で訴訟を起こしていたりもするので、
また別の角度からテック企業にメスが入りそうだなと思っています。
先週末のダウ平均株価は、システム障害の影響もあって続落。
クラウドストライク社の株価も下落しています。
世界的なシステム障害で被った経済的損害を補填するため、保険会社は多額の保険金を請求されるとみられていて、クラウドストライク社とマイクロソフト社も法的な請求を受ける可能性があると言われています。
週明けの株式市場に影響が出るのかどうか、気になるところです。