1次試験が終わり,2次試験(3次試験)に備えるために,必要なこととは?
多くの自治体で,教員採用試験の1次試験が終わろうとしています。
1次試験が終わったら,すぐに,2次試験(3次試験)の準備を始めていきましょう。
1次試験の合格発表までは,ドキドキ,ソワソワするかもしれませんが,1次試験の合格発表を待っていては,2次試験の準備に間に合わなくなります。
1次試験終了後から,1次試験の合格発表までの期間も,2次試験への準備を進める必要があります。
さて,2次試験の準備のために必要なのは,プロフェッショナルを活用するということです。
2次試験の準備と言えば,受験者同士の面接演習会や,勤務校の管理職による面接練習というのが定番のようですが,残念ながら,この両方とも,ほとんど意味はありません。
善意から面接練習を提供していらっしゃる管理職の方には,大変に失礼な言い方なのですが,たとえ,その管理職が面接官経験者であったとしても,その管理職に,面接の語りを向上させる指導力はありません。
面接官経験者は,面接の語りの良しあしはわかるかもしれませんが,どうすれば,面接の語りをよくするのかの方法論は知りません。
ちょうど,ワインのソムリエは,ワインの良しあしはわかるけれども,ワインを醸造できないのと同じです。
グルメの人も,食事の良しあしはわかるでしょうが,料理はできないでしょう。
面接官経験者は,面接での評価についての助言はできますが,面接の語りを劇的に向上させる指導はできないことが,ほとんどです。
これまで,2次試験前に,管理職に面接の練習をしてもらっても,2次試験の面接に,何度も何度も不合格になっている人は,たくさんいるでしょう。
このブログを読んでいる人も,管理職に面接の練習をしてもらいながら,毎年,2次試験の面接で,不合格になっている人がいるはずです。
面接官経験者は,面接で人材を選ぶことには精通しているかもしれませんが,どのようにすれば,選ばれるための面接の語りになるかの,コミュニケーション論的な指導,レトリック論的な指導は,まず,できません。
面接の語りは,レトリック理論,パフォーマンス理論,コミュニケーション理論などを専門に研究・実践している,プロフェッショナルに学ぶのが,圧倒的に有利です。
ちょっと話はそれますが,私(河野)も,たくさんのプロフェッショナルな専門家にお世話になっています。
顧問弁護士には,毎月,数万円の顧問料を支払い,何か,法律的なことがあれば,数十万円の報酬を払って,代理人になってもらっています。
顧問税理士にも,毎月の顧問料,そして,決算期などに数十万円の報酬を払って,専門的な経理・税務の手続きをしてもらっています。
他にも,顧問司法書士,顧問弁理士など,何人もの専門家を抱えています。
専門的な分野は,インターネットサイトやYouTubeなどで学んだ素人知識で四苦八苦するよりも,若干の費用は掛かりますが,専門家に依頼した方が,確実で,完璧な成果が出せます。
私自身,年間,100万円以上は,そういった専門家の報酬に使っていますし,その結果・成果に,大いに満足しています。
1次試験が終わり,2次試験を目指そうとするこの時期には,教採受験者の皆さんには,本当のプロフェッショナルの指導を受けてほしいと願っています。
受験者同士のとりあえずの勉強会や,管理職からの美学・精神論・形式重視・無難重視の面接指導では,逆転合格は,なかなか難しいものです。
プロフェッショナルの指導は,若干の費用が掛かるかもしれませんが,皆さんが,この人は!と信じる専門家を活用することは,望み通りの成果を出すための必要条件ともなります。
日本人は,とかく,プロフェッショナルの活用を怠り,自分でなんとかするという人が多いようですが,「餅は餅屋」です。
専門家に任せると,とても,楽に,楽しく,しかも,効率的・効果的に,望み通りの成果を出すことができます。
アメリカ流儀の私は,私自身の専門以外の分野では,他の多くの専門家に頼っています。
そして,私自身は,レトリック理論・パフォーマンス理論・コミュニケーション理論の専門家で,プロフェッショナルなスピーチライターですから,自分の専門分野は,多くの人に提供して,皆さんが望む成果を出すことに貢献したいと願っています。
1次試験が終わり,2次試験(3次試験)に備えるために,必要なこととは,プロフェッショナルを最大限に活用することです。
私(河野)も,そんなプロフェッショナルの一人です。
是非,ご活用ください!
河野正夫
レトリカ教採学院