24時間学べば、知識はつく。
自分は勉強が特別できる訳ではないけど、知らないことを知って知識をつけていく、つまり勉強自体は好きだ。
そんな中で大切にしている1つのことがある。「24時間学べば、知識はつく」というものだ。
なんの本だったか。さらっと書かれていたのだけど、妙に腑に落ちたというか、「たったそれだけで?」と思った記憶がある。
しかしこれが結構自分にはハマった。事実、24時間学べばその分野の教養レベルの知識は意外とつく。周りと比べて、10人に1人レベルにはなれる、と感じる。
24時間≠1日
24時間と聞くと「たった1日で?」と感じる人も多いと思う。初めの自分もそうだった。
注意が必要なのは、ここでは「24時間≠1日」ということ。
1日ではなく24時間というところが肝。24時間というと、意外と長い。例えば1日8時間の勉強を3日続ける必要がある。1日8時間の勉強は結構ガッツリ時間がないとできないし、社会人であれば時間的に難しいと思う。現実的に考えて3時間確保できても、それを8日間続ける必要があるし、1日1時間であれば24日かかってしまう。
それを続けられる人が10人に1人くらい(実際はもっと少ないと思う)だから、必然的に10人に1人レベルになってる、というのが持論。
それなりの知識を、たくさん持つ。
自分は熱狂的にハマって飽きたら次のハマるものを探すという性格で、これまでいろんなことにハマっては飽きてを繰り返してきた。
そしてハマるたびに24時間勉強することを心の片隅において、没頭した。
最近で言うとコーヒー、コーヒーメーカー、ディフューザー、Webデザイン、チェアなどがある。
好きで調べたりしているので、勉強しているという気はしないけど、大体のものは気づいたら24時間ははるかに超えている。この中だとWebデザインは特におもしろくて、結構将来の仕事も視野に入れて考えている。
先ほど挙げた5つの項目についてももちろんその専門家に言わせれば足元にも及ばない知識量だけど、それなりの知識になっていたりする。
そして、こうした10人に1人レベルの「それなりの知識」が2つあれば100人に1人だし、3つあれば1000人に1人になっていくのではないかと思う。だから、中途半端と言われるかもしれないけど教養レベルの知識はいろんな分野で持っていて損はないと思う。
無理に10割の知識をつけることはない。
堀江貴文著『多動力』(幻冬社)にも書いてあったように、その分野の知識は8割までは比較的覚えていけるけど、8割から10割に持っていく残りの2割に途轍もない労力が必要になると思っている。
だから、無理にそこまでは行かない。でも、あらゆる分野でできるだけ8割の知識はつけたいなとは考えている。
そうして8割の知識を持つ分野が増えるたび、自分の引き出しが増えていく感じはある。
これからの時代は1つの分野でハズレ値レベルまで突き抜けたスペシャリストか、10割に近い分野の知識を3つとか4つとか掛け合わせて他に代わりのいないエキスパートみたいな人じゃないとなかなか生き残っていけないんだろうなと思っている。
だから、遊びみたいな学びの中からたくさん引き出しを作っておくことは必要なのかなとか、少しだけ考えている。
その中で10割を目指したいものを見つける。
自分で言えばいろいろ手はつけてきたけど、100人に1人レベルの知識を持っているのは①硬筆、②運動生理学、③映画の3つくらいかなと。
このようにかけ離れたジャンル・分野だと、掛け合わせるのが難しい。多分掛け合わせる分野はある程度繋がるようなものがいいと思う。
とはいえ、どんなものに興味を持つかは自分自身でもわからない。だから、とにかく面白そうなものには手を出して、24時間学んで、飽きて次に行く。
その中から10割を目指せるものが見つかるといいなと思っている。
この記事を読んでくれた人の中でたった1人でも24時間の学びについて興味を持ってもらえたら嬉しい。
それでは、また。