一日千秋、宛てのない空想写真(2頁)
一日千秋、あの空に詩を書いてみた。
何気なく撮った空のスナップショット。
その日その時の詩を書いてみる。
空と想いは、宛てのない空想写真
◆初秋の星空(2頁)
ちょっと隅のベンチで座ろうか。
見上げた空は都会の光りで何も見えないけど、きっと、僕が見えなと嘆く星達は、空高くに瞬くと思っていたけど、思ったよりそばに有ったのかもしれない。想いと思うは違うように、心の向け先の掛け違い、、、その夜のこと。
何かを探して家を飛び出たわけではないし、
何かを見つけたくて飛び出したわけじゃない。
東京の空には星なんてないのに。
「星みえたよ」
「よかったね」
初秋の夜空に向かって走ってみたけど、何かを求めたわけじゃない。何かを感じたわけじゃない。何かを変えたいわけじゃない。夜空の時空はリズムとともに星は瞬きそして静かに流れる。
たぶん、きっと、同じ空が見たかった。
遥か同じ空の下。やっぱ貴女は良い女
そんな夜。1番に輝く木星だけは微笑んでくれた…