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◆名無しの物語

知ってる
いつの日からか、僕の傍に・・・いや心とまでは言わないけど、そこにいるのは気付いてた。

でも知らない
知り合って馴れ合って通じ合えば、名前なんて知らなくても全然問題無いし、何が問題になるのかさえ思いつかないって事。

いつも大変だね
まるで僕に言ってるかに見えるけど、そんなパラレルな世界に沈むにはシュールが足りない気分は僕は、そっと指でクルクルと回す仕草は照れ隠し。

もう限界かな
知ってる。抱えすぎたプロセスがマルチに動き出した時計は無限に走っては見失うスレッド達に翻弄されるんだ・・・旨く制御できなくて掴めなくて押されて潰されては、人知れず涙して隠して笑ってみせる。
切れそうな糸は何色かな〜なんて思っても見ないけど、この手を離したら、別れるんじゃなんくて無くしてしまいそうな・・・きっとその後に僕の道は無いんじゃないかと脅迫にさらされては必死に掴んでる。持ち上げた重みは成果となって晴れる日が来ると思うけど、それには少し荷が重すぎたのかな。多すぎたのかな。手が足りなかったのか。

もういいや。
きっと僕はメインストーリーなんて似合わないピエロの玉転がしヨロシク。サイドストーリにもお呼びじゃなくて、渋みの聞いた伏線すら何処吹く風は、さよならベイビ。

ちょっと休もう。
爆発したって幼さの印と揶揄されては落ちて行く時間がもったいないさ。ほら、5つ苦しくても1つ笑えば1歩進める。2つ笑えば道が開ける。

いつでもロンリー、さびしん坊

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