2020年後半くらいから
風の時代〜
時代の変化なんてよく言われます。
テクノロジーは、
子供の頃、映画で見ていた世界が
もうすぐそこに来ていて
個人的には、
不安よりは、ワクワクする世界を想像しています。
私がファッション業界に飛び込んだのは、
1988年(昭和63年)
そろそろ、バブルも後半に差し掛かっていて
元号が平成に変わる
時代が変化する
そんな端境期でした。
配属された百貨店には、
DCブランド(デザイナーズ、キャラクター)が全盛期で
ニコル(菊池武夫)
コムデギャルソン(川久保玲)
KENZO(高田賢三)
YS(山本耀司)
VIVAYOU(中野裕通)
挙げるとキリがない(笑)
デザイナーの服を纏い
洋服でブランドの世界観や
デザイナーの思いを伝える
好きと覚悟を持った人たちとの出逢いでした。
当時はまだ18歳で
高価な洋服を沢山買えるわけでもなく
ドキドキしながら、
はじめて買った服は、
コムデギャルソンの白いシャツでした。
今は、洋服は、
ネットで安価で簡単に購入できる時代ですが、
当時は、
1点の洋服を買うことが
とっても価値があって
その洋服に込められた思いを
外見だけではない
ファッションに覚悟を持った人たちから
買うことができたのだと
今は、思っています。
ファッション業界を
全く知らなくて
Tシャツとジーンズしか
ワードロープを持っていなかった
わたし、
デザイナーが生み出した作品を
生まれたての赤ちゃんを
扱うように、
デザイナーに代わって、洋服を伝える人たち
ファッションは
自分を表現するための
一つのツールでは、あるのだけれど、
ブランドの世界観を生み出す
デザイナー(作り手)の思いを
外見だけではなく
内側に持って伝えることは
とても、覚悟のいることに思えました。
生き方、
ライフスタイル
身のこなし〜所作まで
人としての温かさまで
ファッションで生きる人は、
好きだけではなくて
覚悟を持って生きることだと教えてもらいました。
2021年(令和3年)
風の時代〜
自由に好きなことで生きる
そんな人が増えてきています。
自由に生きることは、
本気の覚悟のいること
私ににとっての
ファッションとの出逢いは、
覚悟を持った人との出逢い
80年代のDCブランド全盛期
90年代のスーパーモデル〜ハイブランド
バブルの崩壊〜
アムロファッション
森ガール、ギャルファッション〜
セレクトショップブーム〜 etc
世界や社会の変化〜
同じようにファッションのトレンドも
どんどん変化してきて
その変化の中に
身をおくことが出来たことに感謝しています。