
071.子どものスポーツで保護者ができること。
皆さん、おつかれさまです。
絵本屋開業を夢見るおっさん、自称 絵本作家のれいです!
本日の長男のバスケの練習試合を経て、子どもたちとのバスケの三日間が終わりました。
長男も次男も長女も、それぞれこれからが楽しみと思える成長が見られましたし、また課題も見つけることができた三日間となりました。
これは、やはり普段の練習ではなかなか気づけないもの。
他チームとの試合の中でこそ、見つけられるものと思っています。
また、前回の「070.サボりは裏切らない…。努力も裏切らない!」でも書きましたが、やはりがんばって練習をした部分については、少なからず試合でもしっかりと成果が見られましたが、サボってしまった部分についても、残念ながら試合でしっかりと現れてしまっていたように思います。
プラスの面でもマイナスの面でも、練習は裏切らないものだと、今日の試合を見て、改めて感じました。
子どもたちは3人ともバスケをしていますが、私はバスケの経験がありません。
そのため、子どもたちに技術面やチームでの動きなどを教えることは難しいのが正直なところです。
そんな私にできることと言えば、それは「子どもの心を鍛えること」と思って、これまで子どもたちのスポーツと関わってきました。
それは、子どもたちがスポーツをしていくうえでは、技術を磨くこと以上に大切なことだとも思っていますし、実際に試合などを見てみると「心を鍛えること」が技術面にも大きく影響をしていると感じています。
バスケに限らずいろいろなスポーツの中で、それぞれチームによって様々な指導方法があると思いますし、また子どもたち一人一人に寄り添って指導をしてくれるコーチや監督もいるかもしれませんが、基本的にわが子の「心」のことを一番よく分かっているのは保護者です。
ですので、子どもの「心」を一番鍛えられるのも保護者だと私は思っています。
「心を鍛える」ということについて、バスケをしているわが子に対して私が意識していることと言えば…。
恥ずかしいかもしれないけど、声を出すこと。
試合に出られるということ、バスケができる環境があること、その他ボールやバッシュなどを大切にし、また感謝をすること。
決して傲慢にはならないこと。
普段の練習の考え方や取り組み姿勢
等など。
決して難しいことではないはずなのですが、実際にはなかなかできないことも多いので、わが子たちにはその点をしっかりと、何度も伝えるようにしているのです。
「心を鍛える」ことが全てではありませんが、心を鍛えることで技術面もより向上しているようにも思います。
事実として長男と次男は、チームの誰よりも声を出していますし、試合だけに限らず、それぞれチームには欠かせない選手となっています。
長女は小学校1年生ということもあり、プレイをするなかでの役割というものはまだそれほどありませんが、コーチからは「チームの中で、一番声を出して、応援をがんばっている。」とも言われています。
そういった点を見てみると、「心を鍛える」という私の関わり方も、それほど間違っていなかったのかなと思えます。
さらに、心を鍛えるという点以外にも「私たち保護者が、子どもと一緒にスポーツを楽しむ」ということも大切にして関わるようにしています。
もしかすると「心を鍛える」という点にも通ずるところがあるのかもしれません。
保護者としては、ついつい自分の子どもには過度な期待をしてしまい、試合の結果だけを見て厳しい言い方をしてしまうこともあります。
私もそのように過度な期待をしていた時期がありましたが、子どもにしてみれば、親の過度な期待など迷惑でしかありません。
そこで、子どもは保護者にどのように関わってほしいのかということを考えてみると、やはり保護者には指導をしてほしいわけではなく、それ以上に一緒にそのスポーツで楽しみたいのではと思うようになりました。
わが子も、私と1on1などをするときはとても楽しそうにやっています。
子どもが普段の練習をがんばっていればがんばっているほど、子どもには期待をしたくなるものですし、それは保護者としては当然だとも思います。
ですが、期待通りにならなかったからと言って、子どもに指導をしたり、子どもを責めたりすることをしないようにしなければいけない。
保護者として一番できることは「子どもと一緒になってそのスポーツを楽しめること」だと考えることができるようになりました。
特に、スポーツを始めたばかりの頃は、それが全てのように思えます。
スポーツを楽しめるからこそ、練習もがんばれるし継続もできます。
練習を継続することができるからこそ、上達につながります。
また、落ち込んだとき、悔しいときでも諦めずに続けることができるように思います。
保護者ができることは、そんな風に子どもたちがスポーツを楽しめる環境を作ってあげることだと思うのです。
子どもたちが成長をするに従い、保護者である私ができることも変わっていくのかもしれませんが、まずは子どもたちが「スポーツを始めたころの楽しさ」というものを忘れずにやっていけるように関わっていきたいと思っています。
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