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隠キャの独り言

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辛かった時や苦しかった時など、陰キャの私がストレスを感じた時に湧き上がって来るものを文章にしました。
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#日常

思春期の苦しみ

この時私は中学二年。思春期真っ盛りである。 実にタイミングが悪い...。 弟は習い事の合宿、妹は祖父母宅にお泊まりとうことであいにく今日は私と両親のみでの外食となった。 レストランに着くと座席は次のようになった。こちら側は私一人で、私の正面に母・父が座る。 妹、弟がいれば私はその二人と喋るし、また両親を交え会話しやすい雰囲気になる。 しかし今は私と両親の三人。 思春期の私はどこに視線を向ければいいか分からずすぐさまメニューを手に取った。 注文を終えると再び手持ち

憂鬱な朝から一日が始まる

※Mから聞いた通り忠実に慎重にそのMの身になって記す。 この時私は高校二年。世にもおぞましいことであった。 共感できる人も多少はいるかもしれない。 これは本当に子の私を苦悩に陥れた出来事である。 ある夜、私はふと目が覚めてしまったのである。 多分あれはまだ日が上っていない冬の寒い朝4時くらいだろうか? 少し目が覚めただけで、まだ寝ぼけがあるというか意識が朦朧としている。 そんななか、幻聴か?何か”音”がするのである。 「うん?これは手と手を叩いて拍手するような

ケーキにココアは無理ですわぁ

私の好きなお茶が無い。私の好きなコーヒーが無い。 仕方なくココアで代用してますが、正直かなりきついです。 だってお茶やコーヒーとかは、あの苦いのを食後に飲んで少し食べ物の味や風味が口の中に残っている状態で飲むのがいいんでしょ。 そう考えると、ココアなる甘い飲み物をその代用とするのはかなり無理がある。 ここでいきなりだが、1人で食うケーキは最高にうまい。 というか、1人の空間で甘いものに浸る1人の時間は最高である。 冷蔵庫にモンブランがあった。 甘いものを食べなが

エゴイズムな母です

13時半過ぎまで家に戻らず、そこには「うどんスープの素」がただポツンと置かれている。 私はその味に飽き飽きしてお理、どうしてもうどんを食べたくなかった。 パンにハマっている私は昼もパンで済ませたかったのだが、色々と都合が悪くパンを食べられる状況になかった。 仕方なくこの日の昼食は次のような”屑飯”で済ませた。 小分けの小さなお菓子、熟した(とても甘いが酷い食感)のバナナ一本、珈琲一杯、コーンスープ、ソーセージ3本そして茶3杯。 食事にこだわる私にとっては”屑飯”とし

家庭における父

家庭のために汗水流して働く父、それこそ朝早く行って帰りが遅かったり、逆に朝遅くて夜番を担当する。 それ故家にいる時間が短く、妻子に顔を合わせる機会が減ってしまう。 毎日顔を合わせる家庭という環境で、その顔合わせの量が減るとどうなるか…? 悲しくもやはり妻子の対応が冷たいものとなる。 父の発言・問いかけに対し、子は無視をしたりひどい時には話しかけてくんな等、父が少し口を開くだけで機嫌を損ねるといった有様である。 特に妻は酷い。 まず無視は当たり前となる。それに反して

先輩で申し訳ないが…『恥を知れ!』

高校からの帰宅時。いつも通り私が電車で座って帰っていると爆音でBooyah(パリピ定番の曲)を聴きながら、ポケットに手を突っ込んで、狂ったほど体を揺らしそのリズムにのっている男2人組が乗り込んできたのである。 そいつらは我がもの顔で堂々と席に座る。不幸にも私の向かいの席。 私は視線をそらすためにスマホをいじり始めた。 そこから2駅目だろうか、4~5人組の女子高生が乗車してきた。 それを見たキチガイ2人は見栄を張り自ら席を立ってその女子高生たちに譲ったのである。正直クズ

おぬしはセコイ

弟は羨ましい。兄はしばしばそう感じざるを得ない。 (以下は完全なる兄のエゴイズムな発言にすぎない。) 弟は兄から様々な”きっかけ”を享受することができる。 それはもう本当に様々で遊び、知識、経験…など。 しかし最も兄が腹立たしいと思うことは、兄が自ら時間を掛けて探し当てたものを、弟は兄に影響されそれをいとも簡単に始めるきっかけとすることである。 「おぬし!それは兄がやっていたのをみて興味が湧いたのだろがぁ!」 「兄の存在がなければおぬしはそれに対し自ら時間を掛け、独