【たっくん】雑記_053 「今」しかないということ
自分には無限の可能性があると、勝手に思いこんでいる。
あれも欲しい。これも欲しい。もっと欲しい。もっともっと欲しい。
あれもしたい。これもしたい。もっとしたい。もっともっとしたい。
……限られた時間のなかで……。
……借りものの時間のなかで……。
……本物の夢を見るんだ。
少し、THE BLUE HEARTS(ザ・ブルーハーツ)の「夢」の歌詞を引用しました。
みなさまは、夢には期限があるということについて気づいていますか?
なんとなく、死ぬまでにやりたいことをやりきれば大丈夫だと思っている人はいませんか?
でも、それではダメです。
私たちのいつかは、今しかないのです。
未来に対して不安になっていませんか?
過去について思い悩んでいませんか?
その悩みは不毛です。
今しかありません。
今、なにができるのか、を考える。
むしろ考えない選択のほうがいいかもしれない。
考えても仕方ない部分だってあるし、考えなきゃわからないことだってある。
その選択のなかで、私たちは生きている。
そう思いませんか?
夢について話を戻します。
私は現在アラサーですが、今からプロ野球選手になりたいと思っても、それが実現可能だと、みなさまは思いますか?
思いませんよね。
夢に遅いはない、ということを言う人がいますが、そういう人が言う夢は「今からでも叶えられる夢」です。
人生は、どこかで妥協しなければいけない場面が出てきます。
パッとしない人間が、アイドルと結婚できると本気で思っていますか?
なにもかもが普通で、ちょっと奇妙な人間を好きになる人がいると思いますか?
いるかもしれないし、いないかもしれない。
自分の感覚がすべて正しいわけでもない。
話は変わりますが、今の障害者と呼ばれる人間が、原始時代では「間引き」されていた、要はコロされていた、という事実を知っている方は、どれくらいいるでしょうか?
現代社会では法律が定められ、コロされないようになってはいますが、もし、それが原始時代のままだったらゾッとしませんか?
前頭葉白質切截術(ロボトミー)が現代でも適用されていたら……私たちは感情が浮かばす、ロボットのようになっていたかもしれません。
現代の薬物療法だって、私は脳に差し込むカートリッジのような感覚がして、あまり飲みたくはないのですが……本来の性格から変わってしまうし、太るし、本当の私って、なんなんだろうと思うし、本当は今すぐやめたいけど、精神病棟に入れられた日から、ずーっと嫌な薬を飲み続けてはいるけど、飲めと言われたら飲むしかない……そんな「今」しかない。
コロされないだけでも十分か。
歴史も人類が歩んできた選択によって成り立っているんだなあ、と。
話は変わりますが、ステレオポニーの「ツキアカリのミチシルベ」って良い曲ですよね。
聴いていない人は、よかったら聴いてみてください。
それで私が、なにが言いたかったのかというと「夢を見る」と「夢が叶う」って違うんですよね。
誰もが創作物のような運命的な出会いがあるわけでもなく、どこかにいるスーパーハニー/スーパーダーリンを求めても、パッとしない人間のもとにはやってこない……というか、それは存在したとしてもノーマルな人には縁のない話……いわゆる弱者が見る夢ではない。
なんとなーく、お金持ちになりたい……ただ、宝くじを買わないと、その夢は叶わない。
創作して、お金持ちになる? それは極々極々一部の人しかなれないよ。
じゃあYoutuber? 今からだと、ちょっとキツい。何人か見てる人はいるけど、本当に過疎っているところは見てられない。
じゃあ、どうすればいいの?
自分に、なにが向いているのか、考えるしかない。
自分のことを信じるしかない……とは断言できない。
親の言うことを聞いていればいい……わけでもない。なぜなら、親は子どものすべてを見ているわけではないからだ。
なにかと決めつける人の言うことを聞いても、聞かなくても、その選択をするのは、あなた、なのです。
だから自分の行動に責任を持たなきゃいけない。
私は今、就職活動をしていますが、どう判断するかは自分なので、自分のできることを勝手にやっていこうと思います。
ということで、今回の記事は以上とさせていただきます。
お読みいただき、ありがとうございました。